※※第157話:Make Love(&Endearment).88






 パンッ…パンッ…

 「あ…っ、あっ、あ…っ、あ、は…っ、」

 激しく突かれながら、乳房も愛撫され、嬌声を上げるナナは唾液すらも垂らしながら、

 「ああああぁぁぁっっん!」

 絶頂を得た。




 「く…っ!」
 ほぼ同時に、薔も奥へと射精を。

 ドクッ――――…!





 「は…っ、あっん、」
 熱く、脈打つ、彼の与える快感はいつだって狂おしく、

 「ナナ、」

 後ろから突きながら、薔は、耳もと甘く囁きました。

 「おまえは…全部俺のだぞ?」









 「あ…っ、あっあ、あっ、」
 全てで応えたい、その通りです…と。

 それはきっと、繋がった彼にはちゃんと伝わっていて、

 クスッ…

 と笑った薔は、耳にキスして吹き掛けたのだった。

 「ほら…もっとぐちゃぐちゃにしてやるからいっぱい腰振れよ……」










 「…――――――――あ…っ、」

 声は高く、上擦るばかり。

 理性はとっくに咬みちぎられ、溢れだすは絶対的な渇望、

 …――――何もかもを、染められてゆくしかなかった。
















 ――――――――…

 ラブラブシャワーや支度を、済ませた後でございます。

 「あの、薔っ、」
 「ん?」
 思い出せたナナは、はしゃぎながら言ってみた。

 「やっぱり薔はおやさしいですね!今日は醐留権先生とお出か」






 ドサッ――――――…

 そして言い終えぬうちに、押し倒されちゃいました。

 「いっそ延長してここでもお仕置きしてくか?」
 「ぎゃお――――――――っ!」

 おーっ、ぉーっ…(※構いませんけど!なエコー)













 ――――――…

 「あぁぁ、ゾーラ先生ぇがぁ、くしゃみということはぁ、相手は薔くぅんねぇぇ。」
 「桜葉!?」

 ホテルに到着したとたん、くしゃみをした彼氏の隣こけしちゃんは瞳をキラキラァァと輝かせました。



 「ま、まぁ、そういうことにしておこうか…」
 「うんぅぅ。」
 羚亜の言葉を思い出した醐留権は、受け(←あ!)入れてみる。


 「桜葉、もっとこっちに来なさい。」
 「はぁぁいぃ。」

 そんでもってこちら様は、寄り添ってスイートなルームへと。










 ……はい!

 言いなりお仕置きエッチと、ちょっとお久しぶりかのこけしちゃん&ゾーラ先生のエッチは、

 次話へと持ち越すことにいたしましょう!















 …――It's surely excessive!

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