4セックス漬けの週末(土曜日・後編)
もう、何が何だか訳がわからない。
四六時中誰かとセックスできるような体力や欲望が、自分の中に存在していたことは驚きだった。
グチュッ、グチュッ! グチュグチュッ、グチュルッッ! グチュグチュッ! グチュンッ!
太いモノが中を深く掻き混ぜて、子宮をまだまだ疼かせる。
「あ…っ! あっ、あ、ああっ…んっ、あっ!」
膣がますます熱くなり、私は悩ましげに体を反らした。
反った腰を掴むと、滑らかに撫でてゆくレオくんのモノは濃密に動きながら脈打っているのがわかる。
「あっあっ…ん!」
愛撫されている腰を跳ねさせて、私は絶頂を得た。
ぎっちりと嵌まっているレオくんだけを感じながら、頭の中はくらくらしている。
「ずっとイキっ放しだから、汗だくだね? 茜さん」
息を乱すレオくんはわざとゆっくり抜くと、私を抱きしめた。
耳にかかる吐息だけでも奥深くの子宮まで刺激されて、彼を欲しがっている。
「シャワー浴びる?」
優しい問いかけは扇情的で、挿れられていないのに腰は跳ねて、締まるアソコはとろとろと体液を垂らした。
グチュグチュグチュグチュッ! ヌポッ、ヌポッ、グチュッ! グチュッ! グチュグチュグチュグチュッッ!
ただシャワーを浴びるだけではなく、私は念入りに膣内の体液を指で掻き出されていた。
バスルームにはどうやって辿り着いたのか覚えていない。来る間もレオくんに色んなところを触られたりキスをされたのは覚えている。
「あっやっ! レオくんっ、だめっ、だめだめだめだめっ! イっちゃう! いっ、や…っ、やめて…っ! あっ、イく…っ、イくっ! あああっ!」
指を激しく動かされ、私は何度も達していた。
体液はぐちゃぐちゃに掻き出され、泡立つそれでクリトリスをぬるぬると擦られたりもする。
アソコはレオくんの手によって玩具にされているようなものだったが、執拗に可愛がられていることは確かだった。
「だめなのに、抗えないね?」
いくらだめだと訴えても、嫌だと叫んでも、レオくんは止めない。
嘘であることを見抜いているからだ。
面白そうに笑う彼は跪いて、私を見上げている。
指を入れられたアソコは目の前の位置にあるから、とても恥ずかしい。
ジュプッ、チュプチュプッ
精液はきれいに掻き出されたのか、レオくんはやがて私のアソコを舐め始めた。
「あ…っ! あっ、あ、あ、んっ、あっんっ、あっ」
指を抜き差ししながら、クリトリスを舐め上げ、舌で転がされる。
Gスポットを押すように指を曲げられると、迫り出したクリトリスに吸い付かれる。
「あっああっっ!」
絶頂を得た私のアソコから滑らかに指を抜いたレオくんは、入り口まで舌を這わせてゆく。
ジュルッ、ジュルーッ…
入り口も吸う彼は濡れた指を太股に滑らせた。
いやらしく撫でられる肌に指は食い込み、舌は膣で抜き差しされる。
愛液を掬い取って嚥下するみたいに、丁寧に中まで舐められてゆく。
「あ…っあっん、あっ、ん、や、あっ、ああ…っ」
私は爪先を伸ばし、水滴を滴らせた。
レオくんの濡れた髪に指を絡ませると、指先まで堪らなく熱くなった。
彼は水が苦手ではないようで、安心した。
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