Over and Over


透き通る記憶の底 この命は息づいてる
幾重か二人が生まれ変わって 結ばれるその日まで

あなたの心にある海に わたしを沈め 閉じ籠めて…


真っ白な夜の隙を 溜め息だけが埋めてゆく
それは他の者が踏み込めない 悲しみのなせるわざ

終わりに向かいひた走る いつもいつでもいつまでも
明けることない暗闇を どうかわたしに下さい

優しすぎる愛で殺して 相入れぬこの歳月を
あなたのためだけに生きたら どんなに楽だろう

傷つけて傷つくたび 溢れてしまう切なさの
流す涙だけが真実で あとは嘘になればいい

あなたの心にある空は 蒼く涯てなく澄み渡り
あなたの心にある海で 永久の眠りに就けたなら


短かすぎる時を壊して そばにいたいと願うけど
辿り着くのは相変わらず 繰り返す後悔


優しすぎる愛で殺して 相入れぬこの歳月を
あなたのためだけに死ねたら
わたしは永久を知る


愛してる… いつまでも
愛してた記憶が消えようとも
同じ感情を分かち合えた 大切な人だから

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