※※第75話:Make Love(&Sexual desire).24






 「あぁ――――――――…っ!」
 欲しくて仕方なかった快感に、ナナはすぐ達していた。


 「は…っ、」
 前屈みになっているナナの胸へと手を伸ばし、

 くにゅっ

 揉み上げながら、薔は休む間もなく腰を振る。



 「あっ、あ…っ、あ…んっ、や…っ、薔っ、激し…っ、」
 「おまえの声と音が、すげぇエロいかんな、」

 グッッ…ッ…

 更に深くを突かれ、

 「ダメ…っ、また、イっちゃう…っ、」

 カラダを反らしたナナは、

 「あぁんっ!」

 またまた、達した。




 そしてキュウッと収縮して、

 「く…っ!」

 屈んでナナを抱きしめた薔も、中に出していた。



 「はぁっ、はぁっ、」

 荒々しい吐息は、エロティックに肌を刺激する。


 ドプッ…

 「あ…っ、あっ、熱い…っ、」
 注ぎ込まれる感覚が、狂おしいほどに愛おしく。


 「もっと熱くしてやる…」
 汗に濡れて、囁いた薔は、

 グッッ…

 乳首を弄ったままカラダを押し、ナナを四つん這いにさせた。




 「は…っ、あ…っん、」
 乱れきったシーツを掴み、ナナはそのまま突かれてぐっしょりと濡れてゆく。

 「このまま溶けちまいそうなほど、混ざり合ってんな…」
 妖しく激しい息づかいで、薔はいやらしく腰を振る。


 繋がったソコは、白く泡立ち卑猥に溢れて。




 攻められているのは後ろからでも、前まで滴るほどに濡れてゆき、


 ちゅっ


 「愛してるよ…」


 項や肩にキスをしながら、薔はやさしく過激に愛を囁いた。












 ――――――――…

 「ん……っ、」

 抜いた後も、抱き合ってキスをつづけていた。



 「風呂行くぞ、」
 「はい…」
 そしてふたりは一緒に、バスルームへと向かったのです。







 「あ!思い出しました!ザザえもんは女の子らしいですよ!」
 「ふーん、それよりおまえは、どこ洗ってんだ?」
 「ぎゃあ!」

 お風呂では、仲良く洗いっこをしたんだとさ。







 ご安心ください、花子がちゃんとDVDは停止して、ついでにテレビも消してくれましたので!

 花子、省エネはやっぱり、大事だよね!








 さて、まだ日曜日があるんですけど、ページ数もページ数なので次話へと持ち越します!














 …――Sunday is also erotic!

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