萌えは無限の進化論







 「んああぁっっ!」

 達したナナの躰は、いやらしく反る。

 「ちゃんと挿ってるとこ、見ろよ、もうすげえ動いてんぞ?」
 ソファに方膝を突き、間を置くことなく薔は腰を振りはじめた。




 ズプッ…ズブッ…ヌプッ…

 「あっ、あ、ん、やっ、薔っ、待っ…てっ、」

 中を突かれつづけて、ナナは淫されてゆく。


 「…っ、ならおまえから、動き止めてみろ、」
 汗ばむ薔はネクタイが乱れ、はだけたシャツにも汗が滲んでいる。




 「ムリ…っ、できな…あっっ!」
 「だったら素直に、突かれて鳴いとけ、」

 奥へ向かって、ねじ込まれ。




 グチッ、ズチュッ…

 互いの性器が擦れあっているのが、混ざりあう液にまみれて視覚でも確かめらるなか、

 「あぁ…っ!」

 ビクビクンッと戦慄き、ナナは立て続けに絶頂。




 「……くっ!」

 ソファにぎゅっとゆびを立て、薔も中に射精した。




 おかしくなりそうなほどに、体内が熱く脈打ってる。




 くにゅっ…

 「ん…っ、あ…っ、」

 濡れた乳房は、いやらしく揉み上げられて、

 「は……っ、」

 くちゅっ…

 ふたりは繋がったまま、くちびるも重ねた。



 動くたび、密着しているためクリトリスが肌と擦れる。


 「ん…っ、…んっ、っ、」

 狂ったように、切れるほどに舌を絡めあう。





 「ん――――――――…っ!」


 キスをしたまま、ナナがイくと、

 「はぁ…っ、」

 くちびるは離された。






 「苦しく…ねぇか?」

 顎を舐めながら、薔は確かめ、

 「ん…っ、いいっ、いい…れす…っ、」

 甘いくるしみを求めるナナは、必死で彼にしがみつく。



 「まぁ、それも感じあってんだな…、俺も苦しいよ、おまえを愛しすぎて…」

 切なげに微笑むと、薔は奥まで突き上げた。


















 ――――――――…

 抜いた後です。


 「そーいやおまえ、今日は鼻血出したよな?」
 「あっ、はい、自然と、出てきちゃいましてっ、」

 自然とではないかもなんだが、ナナが弁明のごとく答えると、

 プッッ…

 シャツのボタンを更に外し、乱れたネクタイはそのままかなりはだけさせ薔は言った。

 「吸っていいぞ?」





 ぎゃお――――――――――――――っっ!


 「エッチですってーっ!!」
 「乳首にすっか?」


 ぎゃおおお――――――――――――――っっ!!

 おーっ、ぉーっ…(※大興奮のエコー)





















 CASE5:『Make love』
  presented by 薔










 …――今日もだれかはどこかであくなき萌えを求めてるんだよ!












 ...Thanks Happy Birthday!!


 and

 Happy Halloween for you!!

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