教えてア・ゲ・ル


 いつものように、家庭教師の先生がやってきた。先生は背が高くて、すごくかっこいい。
 だからあたし、気づいちゃったの。先生が、好きなんだということに――――――――。

「この問題、解いてみて」
 先生が優しく言う。
 普段なら解けるような問題なのに、今日はドキドキしちゃってチンプンカンプン。
「えーと…」
 握り締めたシャープペンシルが、震えてる。
「どうしたの?」
 あたしの異常を察したのか、先生が心配そうに聞いてきた。
「な、何でもないです!」
 そう答えたけど、やっぱり鼓動は抑えられない。
「あ……」
 涙が、出ちゃった。
「愛ちゃん……」
 先生は囁くと、あたしの顎を持ち上げた。
 チュ――――――…
 唇が重なる。
「ん……?」
 いきなりの展開に、心臓が口から飛び出しそうで。
 先生はそっと、あたしの頬を伝う涙を舐めた。
「んっ………センセ…………」
 くすぐったい。
「愛ちゃん、力抜いて……………」
 魔法のような、先生のコトバ。
「コッチも、教えてほしいんだよね?」
 先生があたしの胸を撫でる。
「ぁ……………センセェ………………」
 あたしたちは、床に倒れ込んだ。折り重なるように。
 先生はあたしの制服のリボンを解くと、それであたしの手首を縛った。
「ゃ…………あっ…………」
 制服がまくり上げられる。
「センセっ…………まっ、てぇ……………あっ………………」
 ブラのホックが外され、露わになった乳房を舐められた。
「だめぇ……………」
 甘い声が漏れて、上手く喋れない。
「愛ちゃん、感じてるよ……………」
 先生が、硬くなったあたしの乳首を摘んだ。
「そんなっ…………ゃ……………だってぇ……………」
 クリクリと乳首をこねくり回され、あたしはギュッと目を瞑る。
「ほら、コッチも…………」
 そう言うと先生は、あたしのパンツの中に手を入れてきた。濡れているのがよく分かる。
「ひゃんっ………………」
 グチュグチュ―――――…
 いやらしい音がして、指が何本か挿入された。
「センセっ…………熱い……………ゃだぁ………………」
 ヴァギナが、燃えてしまいそう。
「愛ちゃん、もっと股開いて……………」
 先生は容赦しない。
「んっ……………ぁぁ……………」
 あたしは羞恥心を捨て、思いきり股を開いた。
 先生が脚を掴み、あたしの恥毛をかき分けるように秘所を舐め回した。
「あぁっ………はっ……………あっ、あっ、あぁん………………」
 ピチャピチャと、濡れた音がする。
「センセっ…………ゃんっ……………そんなにっ……………あ……………」
 気持ちよさに、声を荒げてしまう。
「愛ちゃん…………イイよ…………すごくエッチだよ……………」
 肌の上で、先生が口を動かした。
「んんっ…………んっ、ん………………」
 あたしは、腰をくねらせる。
「イクまえに、挿れてあげるね……………」
 そう言うと先生は、自身のチャックを開けた。
「センセェ……………」
 先生の、すごくおっきぃ…………………。
 先生はそのそそり立つモノに、ポケットから出したゴムを付けた。
「イクよ………………」
 ズプッ――――――…
 先生のモノが、あたしの中に挿入された。
「ぁああああぁんっ…………………!」
 痛みが走り、あたしは叫ぶ。
「大丈夫…………締め付けないで……………」
 ゆっくりと、腰が振られた。
「あっ、あっ、あっ………ああ!センセっ……………熱いよぉ…………」
 あたしは息を漏らし、喘ぐ。
「愛ちゃん…………エロすぎ……………」
 パンパンッ――――…
 カラダとカラダが、ぶつかり合う。
「ひゃっ…………あぁんっ……………イッちゃうぅ………………」
 あたし、もうダメ。
「あああぁっ……………!」
 ビクン――――――…
 絶頂が訪れた。
「愛ちゃん…………まだまだだよ……………」
 先生はあたしを、休めようとはしない。
「そんなっ…………センセ…………あぁんっ………………」
 挿れられたまま、あたしは喘ぎ続けた。

 ねぇ、センセ…………。
 あたしもっと大人になるから、それまで待ってて。
 ココもソコも全部、先生だけに教えてほしいの。
 ノートはまだ、白紙のまま。だけどこのカラダには、確かな答えが記されている。




   Learning…………

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