アブノーマル・シンドローム


 穏やかな昼下がり。
 あたしは家でひとり、AVを観ていた。あんあん喘ぐOLの凄さに、オナニーをしてしまう。
 もうちょっとで達しそうだったとき――――、
 ピンポーン
 玄関のチャイムが鳴った。外を見ると宅急便の車が停まっている。そう言えば今日、ネット通販で買ったCDが届くはずだった。きっとそれだろう。
 あたしはしぶしぶと出ていくと、玄関のドアを開けた。
 するとそこには、めちゃくちゃイケメンのお兄さんが立っていたのだ。あたしはキュンとしてしまい、股間が疼くのを感じた。
 「藤原さんですね?お荷物が届いています」
 そうお兄さんが言ったとき、
 パサッ
 何かが落ちた。
 よくよく見ると、それはあたしの濡れたひもパンだった。ひもがほどけて、スカートの間から落ちてしまったのだ。
 「!?」
 あたしもお兄さんも、ギョッとする。ひもパンはびしょびしょに濡れていて、あたしは真っ赤になった。
 「ふ、藤原さん………!」
 あたしは慌てて、それを拾おうとした。すると、
 「スゴい、濡れてますね…………」
 お兄さんが、囁くように言った。あたしは我慢できなくなり、玄関のドアを閉める。
 「だってお兄さん、スゴくかっこいいんだもん…………!」
 ひもパンを投げ捨て、お兄さんに抱きつく。
 するとお兄さんは、照れたように言った。
 「藤原さん、ハンコ、ください………」
 朱肉を渡され、あたしはおもむろに上着を脱いだ。ブラを外してしまうと、勃った乳首が露わになる。
 あたしは乳首に朱肉を付けると、それを伝票に押し当てた。
 「ねぇ、お兄さん………」
 あたしは胸を突き出す。
 「汚れちゃったから、キレイにして…………」
 「藤原さん………」
 お兄さんはハンカチを取り出すと、あたしの乳房を掴み、乳首を拭いた。
 「あんっ…………」
 思わず、甘い声が漏れる。
 「藤原さん、キレイに、ならないです………」
 ハンカチだけでは、朱肉は落ちない。
 「じゃあ、舐めて…………」
 ねだるように、言ってみた。お兄さんは舌を出して、あたしの乳首を舐める。
 「ああっ………!そっ、はっ………ああぁんっ…………」
 ペロペロと舐められ、あたしは喘いだ。乳首の朱肉は落ちて、お兄さんの唾液で濡れてゆく。
 「んっ………お兄さん………、あたし、濡れちゃった…………」
 股間はぐしょぐしょになり、太ももを蜜が伝う。
 「藤原さん………えろいです………」
 お兄さんははぁはぁと息を荒げると、あたしのひもパンを掴んだ。
 「んんっ…………いいニオイ…………」
 鼻にひもパンを押し当て、ニオイを嗅ぐ。
 「お兄さん………やだ………恥ずかしい…………」
 乾きかけたひもパンを頭にかぶると、お兄さんはあたしを床に押し倒した。
 「藤原さんっ………!僕、びんびんです…………」
 あたしの脚をM字に広げると、お兄さんはチャックを開けた。そこからは、勃起したペニスが顔を出す。
 ソレは精液を吹き出し、すごく大きくなっていた。
 「お兄さんのおちんちん、すごくおっきぃ…………」
 あたしはうっとりする。
 「お兄さんっ………挿れて…………あたし、もうガマンできない…………」
 「藤原さんっ…………!」
 お兄さんは、あたしの膣にペニスを挿入した。
 「ああああああっ…………!」
 ズッズッと腰が振られ、あたしは淫らに喘ぐ。
 「お兄さんっ………すごっ………イイ………!もっとぉ…………」
 口からは唾液が垂れ、乳房がゆらゆら揺れる。
 「藤原さんっ……!そんな、えっちな声………ああっ…………!」
 お兄さんは射精し、あたしの上にドバッとかけた。
 「あんっ…………お兄さんんんっ……………」
 濡れたまま、あたしもイッちゃった。

 その後、お兄さんはあたしのひもパンを履いて帰った。明日もまた来ると、約束をして。
 AV観るより、変態チックで楽しい!
 あたしは鼻歌を歌いながら、ノーパンで部屋に戻ったのだった。




   It's dangerous!

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