天使標本:フレヴニーノ
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参考画像(準備中)
・男性体(外見年齢10歳程)
・性質:「罪を知らぬ好奇心」「僕を抱いていて」
ミルクのようになめらかな白い髪、耳の上で跳ねる癖は子猫の耳に似ている。
たっぷりとした睫毛に囲われた愛らしいくるりと丸い瞳も同じように白く、
映す景色によってそれはさまざまに色を変えるのだろう。
純真なそのころ、罪を知らない幼い身体は、
まるでやわらかな陽の光のなかで抱擁を受けるのを待つようだ。
背には大きな羽が1対、追随するように小さな羽が2対。
人間であれば耳の部分と、くるりと後頭部を包むように、ふんわりとした羽毛が生えている。
その姿は、拙い羽ばたきのまま広い空を求める、無邪気な子供そのもの。
棺の中は、黄色いフリージアの花で埋められている。
【使命】:「疑問を抱き続けること」
"主"となった貴方から、人の手に堕ちた天使へ与えられたもの。
間違うこと、失敗することを怖れずに、考え、悩み、試すこと。
それは前進への第一歩だ。ひとが"憧れ"へ届くための、その歩み。
優しく穏やかに教えてくれる君が、僕の一番の「先生」なんだ。
それが、……"使命"だと、そう。
セッション1回につき、1度。
この【使命】に適すると判断できるRPを行った場面の記憶を保持する。
この記憶は、標本と貴方のあいだで共有され、
目標回数を満たしたセッションの終わりに、
【
共有記憶】を報酬として得ることができる。目標回数と報酬は以下の通り。
・1回:「疑問と答え」の共有記憶
・3回:「傲慢と墜落」の共有記憶
・5回:「手の届く限り」の共有記憶
・10回:???+【天使標本:フレヴニーノ】の効果強化
◆標本効果
/「すべての過ちは知るために在る。だからこそ解る、この世界は広すぎるんだ」
セッション中5回まで。ダイス判定に失敗したとき、
或いは判定結果に不満がある場合、振り直しを行い、よりよい結果を適用する。
また自身の「好奇心」や「知識欲」を刺激される場面において、
セッション中3回まで、[±15]の補正を得てよい。
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幻想が現実と交わるその場所、標本店「クラウストルム」で売られていた天使の標本。
透き通る硝子の箱の中に、ミルクのように甘やかな白色の小さな羽根が納められ、
札には「Flevenino(フレヴニーノ)」と名が添えられていた。
このすがたでも、かれらの意識はそこに在るという。
何かしらの魔力供給があれば、本来の姿のかれらが此処へ降り立つこともできるそうだ。