悪魔標本:ゼルニオ
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参考画像 ※準備中
・無性体(外見年齢18歳程)
・性質:「騙し嘲笑う狡猾さ」「この毒を飲み干して」
青く翳る月のような色の髪、顎のあたりまで伸ばしたさらりと流れるような
それで、片方を隠した瞳の色は、明けていく夜の空を映す。
伏せた眼差しに潜む不信は、その奥で冷たく凍るように冴えている。
身体や風貌は華奢な印象があり、そのどれもが性の匂いを持たず、
少年のような少女にも、少女のような少年にも見え、まるで熱を持たぬ人形のようだ。
背には先端がうっすらと青銀に色づく白い蜘蛛の脚が8本。
頭部には同様の色合いの角が、こめかみからぴんと立つように生えている。
血の通わぬ肌で触れ、純心を弄ぶ、心無い悪魔として嘲笑うその姿。
棺の中は、紫色のジギタリスの花で埋められている。
【欲望】:「俺が、“何かを思い出したら”、アンタに“それをきいてもらう”」
"主"となった貴方から、人の手に堕ちた悪魔へ与えられたもの。
単なる暇つぶしだけど。案外、楽しいもんかもね?
どこか似ているような、僕とアンタで。
精々、相手してよね?それが、……"欲望"だと、そう。
セッション1回につき、1度。
この【欲望】に適すると判断できるRPを行った場面の記憶を保持する。
この記憶は、標本と貴方のあいだで共有され、
目標回数を満たしたセッションの終わりに、
【
共有記憶】を報酬として得ることができる。目標回数と報酬は以下の通り。
・1回:「不信」の共有記憶
・3回:「喚く被害者」の共有記憶
・5回:「毒を食らわば」の共有記憶
・10回:???+【悪魔標本:ゼルニオ】の効果強化
◆標本効果
/「騙し嘲笑うのが僕の生涯、不信は常に共にある僕の証明」
セッション中、常時発動。
自身がなにかを偽っている場合のみ、「信用」を自動成功としてよい。
また「精神分析」の使用時、その内容に"不信"を抱いた場合、
[1d100<=75]に成功すると、より真実に近い結果を知ることができる。
この判定は対象ひとつにつき、1回のみとなる。
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幻想が現実と交わるその場所、標本店「クラウストルム」で売られていた悪魔の標本。
透き通る硝子の箱の中に、先端がうっすらと青銀に色づく
白い脚をもった蜘蛛が納められ、
札には「Zelnio(ゼルニオ)」と名が添えられていた。
このすがたでも、かれらの意識はそこに在るという。
何かしらの魔力供給があれば、本来の姿のかれらが此処へ降り立つこともできるそうだ。