天使標本:リリィセレネ
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参考画像 ※準備中
・女性体(外見年齢16歳程)
・性質:「深紅なる殺戮」「罠に嵌る貴方を見ている」
思わず目を奪われるような、濃く鮮やかな赤い髪は腰ほどまで長く伸びている。
揃えられた前髪が強調する、そのすぐ下の眼差しは誘惑するようにゆるく歪み、
その瞳はまるで脈打つようで、赤く爛々としている。
ツンと上向きについた形の良い乳房、きゅっと締まったくびれのある腰、
そこからつま先へと伸びる美しい曲線を描く下半身は、
この上ないほど少女的に、その肉体の魅力を香らせている。
背には右側に大きな赤い羽がひとつ、左側に白と赤のまばら色の小さな羽が3つ。
その姿は殺戮に溺れてもなお少女のまま、罠にかけるように笑む危険さに満ちている。
棺の中は、ピンク色のシレネの花で埋められている。
【使命】:「”共に追い求めましょう”」
"主"となった貴方から、人の手に堕ちた天使へ与えられたもの。
その味を、その瞬間を。歪んでいると呼ばれようとも、
それを『愛』と呼べなければ、なんと呼べばいい。
それが、……"使命"だと、そう。
セッション1回につき、1度。
この【使命】に適すると判断できるRPを行った場面の記憶を保持する。
この記憶は、標本と貴方のあいだで共有され、
目標回数を満たしたセッションの終わりに、
【
共有記憶】を報酬として得ることができる。目標回数と報酬は以下の通り。
・1回:「囚われた檻」の共有記憶
・3回:「愛しき命」の共有記憶
・5回:「殺戮に溺れる」の共有記憶
・10回:???+【天使標本:リリィセレネ】の効果強化
◆標本効果
/「この渇きを満たせるのは、"殺したい(あいしたい)"という、この熱だけ」
セッション中常時。"殺したい(あいしたい)"という感情を向けた
対象への攻撃について、[1d6+2]の追加ダイスを得る。
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幻想が現実と交わるその場所、標本店「クラウストルム」で売られていた天使の標本。
透き通る硝子の箱の中に、生き血を浴びたように鮮やかな、
深紅と黒がまばらに混じった羽根が一枚納められ、
札には「Liryselene(リリィセレネ)」と名が添えられていた。
このすがたでも、かれらの意識はそこに在るという。
何かしらの魔力供給があれば、本来の姿のかれらが此処へ降り立つこともできるそうだ。