Garden


銀狼の牙


吹雪の吹き荒ぶ北の果て、銀の月に寄り添い夜に吠える銀狼の牙。
その静かな瞳が追うのはただひとつの真実、虚実にまどわされぬ冷えた眼差し。
かすかな息の絶えていこうとするその命に、安らぎを与えようと突き立てる牙。
ここに残された孤独と、逝く者への弔いと、咆哮は遠い空へと響く。
なにかの素材として扱うことができそうだ。



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