寂しい?


「ふー今日もぐっぴょりといい汗かいた〜」


私は一人、縁側に座っていた



もうそろそろ日も暮れるのにわたしはまだ妹子の姿をみていない










「なんか調子狂うなぁ…」









妹子のやつ私をおいて一体どこいったんだろうか


さすがのわたしも怒るよ!









「妹子め早く出てこないと冠位下げtいたっ!」







「何言ってんですか太子」











振り向くとそこには


しかめっ面の妹子がいた











「何をする妹子!」




上司の頭をぶっ叩くとはなんてやつだ








「太子が変なこと言うからですよ」















「そんなことより今日は何してたんだよ!」









寂しかったんだぞ















「何って…今日も一日中仕事ですよ」













「…そうか」










遊んでたわけじゃないんだな










でも、ちょっとぐらい会いに来てくれたっていいのに





















「太子、寂しかったですか?」











「え?」









何言ってんだ妹子、





















「僕は、寂しかったです」














「太子が来てくれないので僕が会いに来ました」







確かにいつもは私のほうから会いに行ってたな忘れてた








「妹子…」







なんだか視界が滲んできた











「私も寂しかったぞ」



















「だったら、ちゃんと来てくださいよ、」














君は微笑んで言った














若干腐向け?




20120909

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