▼軽率な転生ネタオブ身代わりのワルツ

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「おい…！」
「そう怒るなよクラッカー！初恋を引きずってる友達のために合コンセッティングしてやったとこだろ！？」
「別に…初恋とかじゃねえよ」
「まあまあ、楽しめばいいじゃん。お前も、そう言いつつ頭数揃えたかっただけなんだろー？クラッカー、顔良いのに女子に対して愛想悪いからさァ」
「まあな！クラッカーが下げたテンションを回復して女子の好感度総取り☆」
「はァ…一次で帰るからな」
「なんだかんだ一次会は参加してくれるクラッカーだいすきー☆」
「やめろ気色悪い」
「そろそろ女子も来るはずなんだけど」

「ウケる、それであんた身代わりで参加することになってんのォ？」
「笑うなや…同情するなら帰らせてくれ…」
「そんなこと言ってるけど、案外ここで運命の出会いしちゃうかもよー？あ、男子ー！！」
「おー！こっちこっち」
「ひぇ」
「え？どうしたのよ」
「ごめん今日用事頼まれてたの忘れてた今からなら電車間に合うからごめん帰るまた埋め合わせする、ばいばい！」
「え？ちょっと！？」
「…悪い。おれも思い出した」
「え？クラッカー？」
「思い出したって何を」
「前世」
「はあ？っておい、クラッカー！？」

▼身代わりは 逃げ出した！
▼クラッカーの 『追いかける』！
▼だって 見つけちゃったん だもん！

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