あとがき

無事に花と屑、完結いたしました。
連載の中で一番最初の完結作品となりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。
この話は金田一に再熱した私が勢いで書き始めたので主人公の設定やシナリオ・そして最後の構想など何も決めずに突っ走ったものでした。
皆様、もうお察しのことだと思われますが、タイトルの花と屑は花が主人公で屑が高遠さんというイメージでした。
結局、高遠さんと主人公はそれぞれの道に進んでいった(悲恋?)のですが、高遠さんとの甘い夢を求めていた方にはあまりご期待に添えなかったと思います。
金田一君が高遠さんと平行線なら主人公と高遠さんは垂直線でしょうか。一度だけ深く交わることがあるが、いずれは別々の方向へ伸びているという。

捏造に捏造を重ねた魔術列車殺人事件。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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