クリスマスイベ後


FGO、邪ンヌ リリィ クリスマスイベ後
エミヤ夢、ジャンヌ、ジャック、ナーサリー、マスター設定。
※カプっぽい表現が有りますが、別にそういう意味で書いた訳では有りません。


*クリスマスイベ後*


「皆、お疲れ様!」
「おかあさん!」「あ、マスターさん!」
「ジャック、ナーサリー、お疲れ様!良く頑張ったね!はい、ご褒美のギュウゥゥゥッ!!」
「あははっおかあさんくるしいよ〜」
「もーマスターさん苦しいわ〜」
「でも、」「でも、」
「くるしいけど、とーってもうれしい!!」
「苦しいけど、嬉しいわ!!」
「ジャック〜〜!!ナーサリーー!!」
「あははっ」「うふふっ」

- - - - -

「良いですね、では、名前頑張った私にもご褒美を……」
「何言ってるんですか、貴方は」
「何って私もアイルランド仮面として沢山頑張ったのですから、名前にギュッと優しい抱擁をですね…あ、抱擁だけじゃなくて、それ以上でも良いですからね!」
「邪念と下心しか無い貴方なんかに我がマスターは渡しません!それ以外だとしても、貴方なんかに、貴方だけには、絶対に渡しません!!」
「渡す、渡さないの話では無く、奪うのですよ。貴女から、ね?聖女」
「それでも私は、貴方には負けません!」
「私だって貴女如きに遅れは取りません!」

- - - - -

「やってるねー」
「物騒だわ!物騒なのだわ!」
「……あの二人は何をやってるのやら…」
「かいたいする?」
「しません。ハァ…まあ、あの二人はあのまま置いといて大丈夫かな?」
「そうだな、君も寒いだろう?中に入ろう」
「エミヤ…」
「あ、エミヤおじさんだー!」
「エミヤおじ様だわ!」
「うっぐ…っ…君達も、中へ入りなさい。マシュも苗字もジャンヌ オルタ サンタ リリイも既に中へ入ったぞ?それに英霊と言えど、冷えるだろう?中に暖かい飲み物が用意してある、さあ、早く行きなさい。」
「はーい」
「行きましょう、ジャック!」

「………ねぇ、エミヤおじさん」
「やめてくれ、君まで」
「ははっごめん、面白かったからつい」
「ハァ…あの子達からしたら、私も“おじさん”なのだろうね」
「でも、私は“おかあさん”だよ?」
「それは君が“マスター”だからだろう」
「違う、そうじゃ無くて…」
「?」
「…っ、わ、私が“おかあさん”ならエミヤは“おとうさん”なんじゃないのかなーって、思っただけで…」
「っそ、それは…、なんというか、嬉しいと言うか…っ」
「あ、やっぱりダメ!無理無理!“おとうさん”呼びは流石に恥ずかしい!!今の無かった事にして!!」
「そ、そうだな、やはり私は“おじさん”呼びが相応しいのだろうな…」
「い、いや、相応しいかどうかは別では…」

- - - - -

「………チッ、思わぬ所に伏兵が居ましたか…」
「聖職者が舌打ちなんかしないで下さい。」
「貴女は彼に大事なマスターが取られて悔しくはないのですか?」
「彼は貴方よりましですし、貴方より信頼出来る人間です。」
「私だって信頼出来る人間ですよ」
「どの口が言ってるんですか」
「………貴女、実はオルタの方じゃないですよね?」
「私は正真正銘、本物のジャンヌダルクです。それにオルタなら、リリィになったでは無いですか!」
「いや、余りにも辛辣な言葉ばかりでしたから…」
「何を言ってるのですか、これは貴方だけに、貴方だからこそです!ほら、皆行ってしまいました、私達も行きますよ!」
「…ええ、そうですね。彼に美味しいところは持っていかれてしまいましたが、まあ、これで一件落着…ですかね」
「…ええ、そうですね…」



Back
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -