お兄ちゃんの帰国7※

 
そんな、可愛い仕草しちゃダメだって…。
もっと意地悪したくなっちゃうよ?

「本当は気持ちいいんでしょ?」

そう言ってまた、爪を立ててみた。

「いっ…やだぁ…痛いの、ヤ…っ!!」

ん〜、本当に嫌らしい。
でも先走りの汁はどんどん出てくるんだけどな…。

「ゴメンね、刹那」

今度は気持ちいいように、刹那のソレを口に含んで愛撫してやると、

「あ…あっ…」

先程とは違って声に艶が出てきた。
やっぱり嫌だったのか…?

強弱付けて舌で刺激しながら舐め上げた。

「あぁっ…ダメっ…ダメぇ…」

「何がダメ?」

本当可愛いね刹那は。
お兄ちゃん、メロメロだよ?

「イッちゃうっ…よ…!」

「いいよイッても」

キツく吸い上げてやると、ドクン、と脈打ち刹那は口の中に其れをぶちまけて、イッた。

生徒会がセフレだと言うのも分かる。
抜いてない程に濃い訳でもない。
考えたら頭にくるから今は目の前に集中しよう。

「気持ちよかった?」

「は、ぁ…ぅん…」

素直な刹那も可愛いなぁ。
あ、でも少しぐらい恥じらいがあってもいいんだけどね…。

今度は蕾の方に手を滑らせた。

「あっ…」

触れると其処は外側からでも分かるぐらいに熱く、ヌチャ、と水音がした。

其の侭、ググ、と指を中に入れていくとギュウっと指を締め付けてくる。

「そんなに締め付けちゃ、前に進まないだろ?」

「だ、って…ぁ…」

こんなに可愛い弟が、女の子じゃなかった事だけは、有り難いと思った。

自分で言うのも何だが、俺は弟離れが全然出来ない。

今の刹那を見たらなおさらだ。

「慣らさないと」

女の子だった場合、誰が嫁になんて行かすか!って思いが強くて、好きな相手だろうが彼氏と認めない、そんな頑固親父的な頑固な兄になってしまうだろ。

本当に女の子じゃなくてよかったよ。

「ぁ…ん、あっ…」

「刹那のいい所は何処かな」

「もっと…ぉ、く…」

「もっと奥?」

グリグリと回すように内壁を押しながら前立腺を探す。

そして、一点を指が掠めた瞬間…

「ああっ…其処っ…!」

ビクン、と刹那の体が跳び跳ねた。

「ねぇ刹那…もうお兄ちゃんの入れても、いいかい?」

「ん、入れて…?」
 
潤んだ瞳をトロンとさせて、ほんのりピンクに染まった頬…。

極め付け、首を傾げる刹那に…

ノックアウト!!

刹那が可愛過ぎるから、弟離れ出来ないんだよ?

お兄ちゃんまで虜にしてどうするの…?

「早…くぅ…」

「今あげるから」

着ている服を脱ぎ捨て、刹那の蕾へ、息子を宛がった。
今にもはち切れんばかりの此の息子…いくぞ今まで我慢したな。
偉いぞお兄ちゃん。

そして、息子を中に押し入れてゆく。

―ズズズ…

「あ…入って…く…」

全部入ったのはいいが…

入れただけで、凄い締め付け…っ

「動くよ、…」

イキそうなのを我慢して、腰を振る。

「あ…っ、ん…ぁ…」

無我夢中になって、刹那のいい所ばかりを狙い続けた。

「兄…き…!はぁ、んっ…気持ちィ…!!」

「刹那…」

ビクン、ビクンと体が跳ねて

「其処ばっ…か…あ、ダメェ…っ…!!」

俺の息子をギュウ、と力一杯に締め付けてきた。

「一緒にイこうね…」

限界を迎える刹那の息子を握り、上下に扱きながら、いい所を突き上げる。

「やぁっ…あ、あ、あ…イくっ…んンーっ!」

「っ…!」

ドクドク、と刹那の中に吐き出した。

ゆっくりと息子を抜くと、ドプッ、と吐き出した俺の精液が刹那の蕾から溢れ出てくる。

「ベッド汚しちゃったね…」

「ん…そう、だね…」

近くにあったティッシュで俺と刹那の精液を拭き取った後、刹那をバスルームへ運び、俺はベッドのシーツを丸めた。

「はぁ…ヤってしまった…」

途中からノリノリだった俺が、終わった後に言う台詞じゃない事ぐらい分かってる。

でもなぁ…実の弟と…。

「はぁ〜…」





【刹那Side】

風呂から上がって部屋に戻ってみると、ソファに座ってる兄貴が肩を落としてた。

「どーしたの?」

「ちょっとな…反省してたんだよ」

反省…?

「気持ちよかったよ?」

「其の反省じゃなくて…………風呂入って来る…」

「あ、うん…」
 

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