LAOS(ラオス)ー児島 隼人2※

 
「隼人っ…駄目だ…やっ…ん…」

「何が駄目なの?」

楽しそうに言う隼人に何か黒いモノを感じた。
にっこり笑いながら、ぷっくりと勃ち上がった突起を攻めるスポンジを持つ手…隼人はすっかり其の気らしい。

嗚呼、俺の馬鹿!

「ベッド…って、言ったのに…んぁっ!」

「闇を前にして我慢なんて出来る訳ないでしょ?」

しろよ!!風呂じゃん!

上がるだけじゃん!!

「其れに…」

抱き締められて、スポンジを持つ反対の手はスゥと下へと下がり、完全に勃ち上がる俺の息子を少しキツく握った。

「あぁっ!」

「闇ってば此処こんなにしてるしー?」

此れはテメーの所為だよ!
文句言ってやろうと思ったら、隼人は握った其れをゆっくり上下に扱き始めたんだ。

「んっ…ぁ…あ…」

「体は正直だから仕方ないよー」

あー、憎い。 其りゃ仕方ないのは分かる。
誰だって刺激与えられたら反応するに決まってんじゃん!

「気持ちよくない?」

刺激は止まる事もなく、より激しさを増してるんです。

「あ…んっ…気持…ぃ…!」

与えられる刺激に俺はもうイキそうな勢いだ。

「隼人っ…あん…も、イク…!!」

「イっていいよ」

「狽「っ…あああっ!」

窪みに爪を立てられて、俺は白い液体を吐き出した。
其の白い液体は隼人の手にべったりと付いていて、其の侭、穴の方に手は移動した。

「ベッドまで我慢した方がいい?」

いや、イかしといて其れを言うか?!
しかも俺が出したの穴に塗り付けてんのは誰だよ!

つーか、ヤル気満々じゃねぇか。

「いいよ、此のま…ま…」

どうせまた汗掻いたりしてシャワー浴びるだろうから…。

そう言ってやると、プツ、と入って来る指。

「あ…んっ…」

出し入れされて、さっき達したばっかの俺の息子も刺激を与えられて段々と元気になってく。

「ね、もう入れてもいい?」

「えっ?!ちょっ…」

言い終わる前にもう熱いのを宛てられて、俺の許しを聞かずに其れはゆっくりと中へ入って来る。

「ああっ…い、た…んンっ!」

まだ指1本でしか慣らされてなかった俺の其処は、隼人の大きなモノに悲鳴を上げてる。

本気で痛いんだって!!

「隼人の…馬鹿ぁ…!」

「ごめ…キツ……っ」

其りゃ隼人はキツくて気持ちいいかもしんないけど!!
俺の体の事もちゃんと考えくれよー!!

まぁゆっくり入れてくれたからまだ許せるけど、遠慮なく一気に入れてたら多分、もう隼人とはしなかっただろうね。
元々、俺は痛いの嫌いだし!

「慣らしてから…入れて、よ…」

隼人のモノがもうドクドクと脈打ってるのが分かる。
キツキツな侭入れたら誰だってイキそうになるわな…。

でも、ムカついたから俺は思いきり隼人のモノを締め付けたんだ。

さっきの仕返しだい!そしたら…

「くっ…」

ドクン、と大きく脈打って中で達した。

「っ…ん」

ザマーミロ!

「其れはなしでしょ闇…」

「知るか…!」

テメーが悪いんだよ!痛かったんだぞ!?

後ろの隼人を振り向いて、睨んでやった。

「痛いの嫌だって前にも言ったじゃんか!」

「可愛いんだもん闇」

理由になっとらんわ!!
何が、だもん、だよっ!え!?

「其れに、新しい理事長に先こされた事と此のキスマークにちょっとだけカチンとね」

だからって痛くすんなよー!!

「まだ痛い?」

「いや、もう痛くはない」

「そっかぁ♪」

んーと、何だ。
何故、凄く爽快な笑みを浮かべているんだろうか…?

「今夜はまだまだ此れからー」

此処にもいたぁー!
1回で終わらない奴!!

「ちょっと!明日学校だって分かってんのか?!」

「分かってるよ?でも闇って授業免除の特権持ってるんでしょ?お昼前までに行けば何とか…」

オイっ!
テメーは何回するつもりなんだっ…!?

「ってな事だし…」

どうゆう事だっ!

「頑張ろうね闇ー?」

イヤーーーーーーーーーーーーーーーー!











ずっと風呂の中で隼人と何回も…。
回数なんて覚えてない。

気が付いたら隼人のベッドの上だった。

「おはよ闇」

「ん、おはよー」

ゆっくりと体を起こすと、やはりと言うか…腰に走る痛み。

でも、まぁ動ける程度だからいいとして。

「隼人、俺に何か言う事は?」

「え…?」

俺は隼人を睨み付けた。

「ゴメンナサイは?」

「っ、ゴメンナサイ…」

「もう痛くしないって、誓う?」

「はい、もうシマセンっ!」

許してやるか。
次したら、絶対隼人とは絶交してやるんだから。

其の後、慎二と佳佑と楓を呼んで俺の部屋に向かった。

募る話もあるし、カレーを早くなくならせたかったし。

今、午前7時。学校が始まるのは8時半。

「あ、俺はルーたっぷりな」

「俺は普通」

「我はルー少なめで」

「俺は半々ねー」

リクエスト通りに4人のカレーを盛った皿をテーブルに乗せた。

「はい、どーぞ」

「お前…ルー少なっ」

慎二が目を付けたのは俺のカレーのルーの量だった。

「えー?皆が多すぎなんだよ」

「いや、其れは少ないだろ…」

皆よりか皿の大きさも少し小さめサイズだけど、90%が白飯、10%がルーの割合。
此れが俺のカレーの食べ方。
ルーが大量に入ってるとベチャベチャするだろ?
其れが嫌いなんだ。

「飯にちょっと付けて食べるのが一番美味いんだよ」

食べ終わった時、時刻はまだ7時45分だった。

「カレーも全部なくなった!」

うん、うん。
此れで今日の夕飯は食堂で決まりだな!

「昼飯どうしよう…」

「刹那の弁当食べてー」

言い出したのは慎二。
其れから次々に、慎二に相槌打って食べたいなどと言い出した。

「でも、今から作っても時間足りない」

「何の為の授業免除だと思っている」

「佳佑が其れ言うと全っ然説得力ないし…」

「じゃあ我が…」

「楓も一緒だよ!」

「闇の弁当食べたい!卵焼きは甘いのがいいなー」

狽ヲ、ぇええーー!?
決定事項なんですかーー!?!?

俺の意見はないんですか?
つーか、無視されてるー?!


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