アネモネを、その手に | ナノ

アネモネを、その手に







 赤いアネモネに紫のアネモネ。
 あなたが選ぶのはどちらの花でしょうか。





 慶応三年の二月も終わりに近づいた頃、千鶴はある花の存在を知った。
 "アネモネ"という、赤と紫の2種類の綺麗な花。外国にはその花々に『花言葉』というものがあるらしい。
 それを、偶然書物で見つけた時に読んでしまった。すっかり文章を読むことに没頭してしまい、気づけば周りは赤く染まっていて焦りを覚えたのは未だ記憶に新しい。
 外国の文化は素晴らしいな。いつか、その"アネモネ"という花を育ててみたいな。
 アネモネを育てる様子を思い浮かべて、自然と顔がほころんでいくのが分かる。花は自分にとっての唯一の癒しだから、好き。
 まだ見たこともない花の形を想像しながら井戸のところまでやってきて、手桶に水を汲んで廊下の雑巾がけをしようと来た道を戻る。

「千鶴?何してるの?」

 ふと声をかけられて振り向けば、予想した通りの人がそこにいた。
 この屯所で唯一の女隊士であり、三番組組長の斎藤一の妹で三番組組長補佐を主に行っている少女。

「蒼架ちゃん」

 ――"斎藤蒼架"がそこにいた。
 
 名前は何処かの外来語のような響きだが、れっきとした日本人である。髪色や瞳の色は兄である斎藤によく似ていた。
 違うところといえば、兄が無表情なのに対して蒼架が表情豊かだというところくらいか。料理の腕前は二人共素晴らしいくらいに達人だ。

「洗濯…ってわけじゃないみたいだね。てことはあれか、雑巾がけか!」
「うん。今から廊下の雑巾がけをしようかなって…って蒼架ちゃん!?」
「いいからこういうのは力持ちに持たせるの!千鶴はいつも頑張ってくれてるんだから」

 蒼架に手桶を奪われて千鶴は何も持たない両手をむなしくさまよわせる。
 こうしてこっそり千鶴を気遣うところは兄と妹でよく似ている。本人たちが聞いたら絶対に否定しそうなことだが。
 千鶴にとって蒼架は、この新選組内で唯一気兼ねなく会話ができる人物だ。同じ女同士、ということもあるのだろう。蒼架はとても千鶴を気に入っていて、千鶴もそんな蒼架を誰よりも頼りにしているようだった。
 最初は幹部の殆どから敵意や好奇の視線を向けられ、肩身の狭い思いをしていた千鶴に誰よりも早く手を差し伸べたのが蒼架だった。

「じゃあ千鶴はこっち半分拭いて?私はこっち半分やるから!」
「で、でも蒼架ちゃん、これは私の…」

 仕事だから大丈夫だよと言おうとして、蒼架に言葉を遮られる。

「いいのー!ただ部屋でボーッとしてるのもつまんないんだもん。総司がこういう時必ず邪魔してるんなら私は手伝うべきでしょ!」

 どういう根拠だ。
 確かに沖田は暇を持て余したとき(に限らず)絶対と言っていいほど千鶴の仕事の邪魔をしにやってくるのだが。
 まあ助かるからいいかと自分で自分を納得させて、千鶴は桶に入っている雑巾を絞った。蒼架も同じように絞ろうと雑巾を手に取る。

「うわ冷たっ!千鶴、いつもこんな冷たいので床拭いてるの?うわぁ、流石だなぁ…!」
「だって私にはそれくらいしかできないし…」
「ううん、千鶴はこの新選組にとっていろいろな影響を与えてくれてるよ。もちろんいい意味で」
「そんなこと…」
「あるの!私が言ってるんだよ?信じられない?千鶴の作るご飯は美味しいし、作り方も丁寧だし、掃除も綺麗にやってくれるし、それからそれから…」
「わ、わかったから…!そ、それ以上は言わなくて大丈夫だから…!!」

 そこで止めれば『まだまだいいところ、たくさんあるのにな』と逆に愚痴をこぼされてしまった。
 ぎゅうと雑巾を絞れば、冷たい水が指と指の間から滴り落ちていく。その冷たさに、次第に指が痛くなってくる。
 そして、雑巾を広げてちょうどいい大きさにたたみ、丁寧に廊下を拭いていけば、蒼架にまた驚いた顔をされた。

「そ、そんな細かいところまでいつもやってるの…?」
「そうだよ?こういう細かいところも、ほこりがたまればとても汚いし」

 やりがいもあるから楽しいのと微笑んだ千鶴を見て蒼架は絶句した。
 まさかこんな広い廊下をすみずみまで拭いているというのか。
 普通の屋敷と違い、この西本願寺の廊下はかなり広い。よく今まで一人で拭いてこられたなと感嘆のため息しかこぼれないだろう。

「…これから廊下を拭くときは私に絶対言ってね。絶っっ対に一人で拭かないこと!」
「え、何で…」
「いいからいいから。これも新選組のためなんだからね!」

 そう言われてしまえば千鶴に反論なんてできるわけがなかったのである。




「ふーっ、いい仕事したっ」
「蒼架ちゃん、お仕事は大丈夫なの…?」
「うん!しっかり終わらせて「ないだろう」

 割り込んできた低音に蒼架の笑顔が引きつった。
 そして、蒼架がギギギと音を立てそうなくらいにぎこちなく振り向けば、案の定そこに立っていたのは斎藤で。
 蒼架の表情が一瞬で真っ青になる。

「書類はどうした?今日の昼までに俺に提出しろと言ったはずだが」
「ええっとこれには事情がありまして」
「言い訳が通じると思うな。……で、どうするつもりだ?」
「分かりました、あと一刻で仕上げますよっ!! 兄さんの馬鹿ぁぁぁぁ!!! 千鶴ごめんね、片付けだけお願いしますっ」
「あ、うん大丈夫だよ。お仕事頑張ってね」
「早く切り上げて千鶴とお茶しに戻ってくるからねーっっ」

 そう言って蒼架はバタバタと廊下を走っていった。蒼架もまた千鶴と同じように男装をしてここで暮らしていた。
 相変わらず元気だなあと千鶴が微笑みながらその後ろ姿を見送れば、斎藤がため息をつく。

「……全然提出をしに来ないから様子を見に来てみれば…」
「……すいません。蒼架ちゃん、私ひとりで雑巾掛けするのは大変だろうって手伝ってくれたんです」
「ああ……そうか。いつもこの廊下はあんたがひとりで掃除しているのだったな……」
「はい。今日は蒼架ちゃんが手伝ってくれたので結構早く終わったんです」
「そうか」

 短く相槌を打ち、斎藤は蒼架が走り抜けた方向を見やる。そして千鶴の手にあった手桶と雑巾を見やり、目を細めた。
 パッと手桶を奪われ、それに気づいたときにはもう遅い。斎藤の腕に抱えられた汚れた水の入った桶を取り戻そうと手を伸ばせば、ここを水浸しにしたいというのなら取り返せばいいと斎藤にバッサリ言われてしまう。渋々千鶴は取り返すことを諦め、汚れた水を捨てるために歩き出した斎藤の後ろについたのだった。



 そして、汚れた水を捨て、雑巾を風通しの良いところに干し終わり、さあ次は何をしようかといつもやっている仕事を思い浮かべる。
 しかし、丁度仕事は一段落ついてしまっていた。少々思案し、土方に仕事はないか確認も兼ねてお茶を届けに行こうという結論にたどり着く。
 斎藤はその間、千鶴の十面相を面白そうに見つめていた。

「何か考えていたようだな。……このあとも何か仕事があるのか?」
「いえ、丁度この拭き掃除で一段落ついてしまったので……。何か仕事がないか土方さんに聞きに行こうかなって考えてたんです」
「ならば丁度いい。土方さんにお茶を届けたあと、俺の仕事も手伝ってくれないか?茶も2つ頼む」
「分かりました。土方さんの所に届けてからすぐ、斎藤さんの部屋でいいんですよね?」
「ああ」

 一礼して千鶴はその場を後にする。
 そしてそこから数歩も歩かないうちに、強い風が吹き付ける。風の持つ冷たさにふるりと肩を震わせれば、いつの間に近づいていたのだろうか。斎藤がすぐ横に立っていて、そして自分の首にはまだぬくもりが残ったやわらかな布の感触。
 その布の正体が何なのか気づいた瞬間、千鶴はカッと頬を赤く染めた。

「さ、ささささ斎藤さ……っっ!!?」
「もう三月とはいえまだまだ寒い。そんな薄着ならばすぐに風邪を引くだろう?」
「で、でも斎藤さんが……。首元が寒いんじゃありませんか…?」
「俺のことは気にするな。それほどやわではない。……それとも、俺の襟巻きは嫌か……?」
「嫌だなんて…!全然嫌じゃないです、むしろ嬉しいくらいで……!」
「それなら巻いていけ。……熱めの茶を頼んだ」
「は、はいっ」

 そして、改めて踵を返し、勝手場へと向かう。
 襟巻きに赤くなった頬を隠すように、くいっと白いそれを鼻の下まで持ち上げる。
 ふわりと香った優しい斎藤さんの匂いに安心感を覚えて、無意識の内に頬が緩んだ。



「で、その襟巻きをしたままここに来たと」
「はい……。さすがにこれを外して腕に引っ掛けて茶を運ぶとなったら転ぶ可能性が高くなってしまうので」
「はあ……。まあ構わねぇがな。斎藤がそれつけていつも歩いてんのにお前がつけてて咎めがあるってのがおかしい話だ」
「あ、ありがとうございます」
「礼には及ばねぇよ。俺にそんな細かいところで怒る気力も体力も残ってるわけねぇしな」
「え……」

 土方に茶を届けに行けば、案の定首に巻かれた白い襟巻きを指摘される。
 思わず顔を赤く染めれば土方にため息をつかれ、そしてどういうことだと説明を求められた。
 説明すれば、上の反応が返ってきたというわけである。

「……お疲れなんですか?」
「ああ。……茶色の毛色の猫のせいでな」
「土方さんにしては可愛らしいたとえですね。そこはあっさり僕だってばらしたほうが良かったんじゃないですか?豊玉さん」

 ルン♪と言い切ったのは、言わずもがな土方の疲れの原因を作ったであろう沖田である。
 悪戯っ子のような笑顔を顔に貼り付け、挙句に手には噂の発句集。……ここで土方が怒鳴らないのが逆に可笑しい話なのだ。

「……ねぇと思ったら……。……またテメェか総司ィィイイイ!!!」
「あはは。あれ土方さん、疲れてるんじゃなかったんですか?」
「そんなことよりその手に持ってるそれを返しやがれ!!!」
「嫌ですよ〜。……ってことで鬼ごっこですね、おーにさんこーちらー、てーのなーるほーうへーっと」

 パンパンと沖田が手を叩いてみせる。それのおかげで苛々急上昇の土方は、『上等だテメェ……覚悟しやがれ!!!』と怒鳴ったあと沖田を追いかけてどこかへと消え去った。
 ……部屋にこもりっきりの土方さんを外に出すには発句集ですね、なんて、怒られそうな思考を持ってしまった千鶴なのである。

「……行っちゃった……」

 ここにとどまっていてもいつ戻ってくるかなんてわからない。
 仕方なく、千鶴は二つの茶を乗せた盆を持ち、土方の部屋を後にした。 



「斎藤さん、雪村です」
「……入れ」
「失礼します」

 土方の部屋もそうだが、流石腹心の部下というところだろう。部屋の小綺麗さは土方と斎藤でよく似ているようだ。
 ほこり自体がそれほど舞っていることはなく、とても居心地が良い部屋という印象を持つことができるのがその二人の部屋だ。

「それで斎藤さん、お仕事というのは……」
「ここにいろ」
「え」

 今まで千鶴は突拍子もないことをたくさん見聞きしてきた。そう、ほとんどはあの茶毛の猫さんのおかげだ。
 ……だが、今日の斎藤の一言にはすぐ反応できなかった。(あまりにも突拍子な話すぎるだろう)
 確かに沖田らに『千鶴ちゃんはここにいて』などと言われたことがあるが、まさかあの斎藤に面と向かって言われるとは思わなかった。
 時間が一秒一秒経過していくにつれ、千鶴の顔に熱が昇る。ボンっと音がしそうなくらいに顔を赤面させ、何かを言おうとして、また閉口する。

「お前は働きすぎだ。たまには休め。……倒れられても困る」

 そう言って千鶴を見る斎藤の眼差しはとても優しいもの。
 内心少しだけドキドキしながら、千鶴は手に持った茶を一口啜った。
 しばらく沈黙だけが辺りに広がる。……何か話題がないか、千鶴は必死で記憶の中から話題になりそうなものを選んでいた。

(……あ)

 斎藤さんは知っているのだろうか。
 千鶴は最近読んだある本の話を思い出す。

「……斎藤さん」
「……なんだ」
「斎藤さんは"アネモネ"という花をご存知ですか?」
「あねもね……聞いたことがないな」

 そうですよねと千鶴が控えめに笑いをこぼす。知らないのは当たり前だ。なんせ、千鶴が読んだ本は和訳された外国の本なのだから。
 それに、この京という地に咲く花というのも珍しい。普通なら踏み潰されてはい終わり。
 ……だけど、外国は違うらしい。だから、様々な種類の花が咲いて、咲いて、咲き乱れて、それで美しい景色を作り上げているらしい。
 もともと花が好きだったし、ここに軟禁されてからは花の存在が唯一の心の拠り所だったのだ。本を読んでしまったのに、外国の花に興味を持つなという方がおかしい。

「……アネモネには……いえ、この世に咲き誇る花全てには"花言葉"というものがあるのだそうです」
「はな、ことば……」
「はい。……ほかの花にもきちんとした言葉がありましたが……私はアネモネという花の言葉が気に入りました」
「……………」

 千鶴が気に入った、アネモネの花言葉。彼女が次に発する声を待ちながら、斎藤は千鶴の瞳をじぃっと見つめる。
 その目線に気づいて千鶴が斎藤と目線を合わせ、ふわりと笑えば。

「………『信じて従う』」
「は……?」

 突然主語も何もないままに言われ、斎藤はただ困惑した。そして数秒という短さで、今までの千鶴の話とその言葉をつなぎ合わせる。
 そうすれば答えは簡単。今の言葉はきっとアネモネの花言葉なのだ。

「……紫の、アネモネの花言葉です」

 偶然かもしれませんが、と続けた彼女の瞳は年相応の輝きを秘めていた。
 そして、ふと彼女が青空を仰ぐ。釣られて斎藤も青空を見上げた。どこまでも真っ青な、雲一つない晴天。
 しかし、吹き付ける風はとても冷たくて、まだまだ完全に春ではないことを実感させられる。

「斎藤さんの姿勢にそっくりだなって」

 ああそうか、と斎藤は納得する。……『信じて従う』――確かに斎藤は土方という存在を信じ、そしていつも従っているが――。
 千鶴の言葉には、ただそれだけの意味が秘められているわけではないような気がした。
 もしかして、と思い、斎藤は顔を千鶴の方に向ける。それをきっとどう言う意味だと問われていると勘違いしたのだろう。
 千鶴は柔らかく微笑み、そして言葉を紡いだ。

「斎藤さんはきっと、土方さんという存在を信じて従っている方だと思っているかもしれません。……けど、私はそれとは別の意味で斎藤さんに似ていると思ったんです」
「どういうことだ……?」
「……『信じて従う』のは土方さんだけじゃない。……自分自身を信じて、そして、自分自身の命令に従っているんだと。……私には、斎藤さんの姿はそう映るんです」
「……自分自身の、命令…………」

 斎藤はその言葉に何を思ったのだろう。
 千鶴の言葉を何度か繰り返して、そして双眸を伏せた。

「……アネモネの花言葉は、それだけでは無いですよ」
「…ほかに何があるのだ?」
「『真実』や『期待』、『見捨てる』などとありました。……一番しっくりしたのは『真実』という単語だけですけど」

 これもまた、斎藤さんに当てはまるんじゃないでしょうか。
 そう言った彼女の言葉は、斎藤の心にその言葉を強く縫い付ける。

「花言葉って面白いんです。…だから、今まで以上に花が好きになりました」
「……そうか」
「……桜がちらちら咲き始めましたね」
「……ああ」

 一瞬だけ沈黙が落ち、しかしすぐさま千鶴の高めの声が楽しそうに紡がれる。

「そうだ、斎藤さん!ちょうどほんのり甘めのお茶請けがまだ残っているんです。お茶を淹れてくるので、一足先にお花見でもしてしまいましょう!」
「それはいいな。……これからはきっと忙しくなる。そんな時間も取れないだろうしな」
「はい!そうと決まったら早速お茶を淹れてきますね」

 そう言って千鶴は立ち上がった。彼女の高く結った黒髪が、まるで犬のしっぽのように揺れる。
 飼い主になでてもらってご機嫌な犬を思い出してしまって、斎藤はふっと笑いを漏らした。
 当の千鶴は斎藤が笑ったことに気づかずに廊下を進んでいく。
 そして、しばらくして戻ってきた千鶴と斎藤、仕事を終えた蒼架も入っての一足早いお花見は幕を開けた。そこにいつものさわがしい幹部たちが参加するのも時間の問題。

 ―――きっと、この時は思いもしなかっただろう。
 
 この出来事からしばらくも経たないうちに、斎藤がこの"新選組"を去ることになるなんて。
 しかし、……この時の"花言葉"は斎藤に多大な影響を及ぼした。

 自分が信じて従うのは、土方だけではなく自分自身にもということに斎藤自身も気づいていない。
 そして、千鶴の想像が正解だということにも。
 それに気づいた者は、きっといない。

 斎藤が知る『真実』が、すべての『真実』と重なる日はまだまだ先―――。
 
 そして、赤のアネモネの花言葉―『君を愛す』―を知るのはそれ以上に先だということも、今ここで気づいたものはいない。



 アネモネの花に込められた真実に、たどり着くのはどちらが先か。





















































 
アネモネの花言葉の一つに"真実"というものがあります。(出てきた通り)
そして紫のアネモネは「信じて従う」、赤のアネモネは「自分の愛を信じる」「君を愛す」
今回はそれを元に書かせてもらいました。
第三章の斎藤離隊目前くらいですかね? 離隊を予感させることができていたら嬉しいです。
ほのぼの、というリクエストでした。
なのに。
コメディに行ったりシリアスっぽくなったり…とにかく不安定な話で申し訳ないです(汗)
しかも、最初の方は全然斎藤が絡んでこなかったですし…。
でも斎千と言い張ります。誰がなんと言おうとこれは斎千です(真顔)

…こんな小説でも受け取ってくださいますか?
受け取ってくれたらそれはそれは飛び上がる勢いで喜びます(笑)


『蒼架ちゃんは出してもらえたら嬉しい』とのことだったので、最初から出すぞ、と決意して書き始めたら一番目立ってしまったという。


この度はリクエストありがとうございました。
これからも『翡翠と蒼玉』をよろしくお願い致します。


管理人 琳花







※この作品は雪桜清歌様のみお持ち帰り/返品/書き直し請求OKです。
それ以外の方の無断転載を禁止としますのでご注意ください。

雪桜様へ…この作品の始めか終わりに『翡翠と蒼玉』、管理人名を表記してくださると有難いです。



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