ショートノベル | ナノ


放課後のJUMP休憩


放課後の委員会の時間。
生徒会の面々は、生徒会室にて集まっていた。
しかし、突然にその時間はやってくる。


「神ぃ―――!!!」


ガタンっと立ち上り、叫ぶ夢。
シーン。
静まり返る。


「ど、どうしたんだい、夢さん!?」


阿久根がすかさず夢に近寄る。
そして、その瞬間を狙ったかのように、球磨川までもがガタンと立ち上がる。


「『神ぃ―――ッ!!!』『っと・・・』『こうだよ夢ちゃん!!』」

「!?」


阿久根の肩が飛び跳ね、
また場の空気は凍りつく。
しかし、本人たちはごく普通に。


「やっぱりジャンプ休憩はいいよねぇ、禊ちゃん」

「『そうだねぇ、夢ちゃん』『あ、これ終わりそう』」


ただ、ジャンプを読みながら感想を述べていくだけ。
固まる生徒会室の空気など、知る由もないのだった。


放課後のJUMP休憩


今週号のJUMPで読み切りだったあの漫画ネタです。
あの、『神ぃ―――!!!』というフレーズがツボりました。ハマりました。ドツボです。

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