1周年&20万hit記念 (ヨタキュ様)



「初恋に終止符を」



戦争が終わり私は、彼に近づけたと思ってました。
けど今その実力の差は明らかに出てきてる……

ねぇナルト君
私はどれだけ頑張ればあなたの横で歩けるのかな……………?



「はぁっ!せぃっ!ふぅ〜もう暗いな………」

私が朝から始めた修行もいつの間にかとっくに時間はすぎ夜になっていた。


第四次忍界大戦
あの時私はきっとナルト君の隣で歩めると信じていた。きっと………ナルト君の隣で戦えると信じていた。

「まだまだ遠いな……」

ナルト君……あなたが選んだのはやっぱり私じゃなかった……


ナルト君……が幸せならと…思っていたけどやっぱり諦めきれなくて……
サクラさんとナルト君が幸せであればと願っているのに……………


ナルト君…………あなたの幸せはなんですか………?




俺はずっと片思いだったサクラちゃんと結ばれた。
サスケじゃなく俺を選んでくれた事は確かに嬉しかった…………………


けど……………なんか引っ掛かるんだってばよ

「………でねいのが……ってナルト聞いてる!?」

「あっごめんなんだっけ?」


俺は横を歩くサクラちゃんの話を聞いてなくサクラちゃんは「まったく………」と言いながらも笑ってまた話を続けた。


サクラちゃんはサスケを、完全に忘れたわけではなかったんだ………

でもサクラちゃんがサスケを忘れたい幸せになりたいそう言った時
俺は、サクラちゃんの手を取ったんだ。

好きになりかけてたアイツの手じゃなくて………
俺はサクラちゃんを選んだ


そしてそのあと俺は綱手のばあちゃんに呼ばれて執務実に行った
けどそこにはカカシ先生、紅先生、激まゆ先生、ヤマト隊長、イルカ先生が居た。


「………なんか大勢だってばね………?

俺なんかミスしたかってばよ」


俺はガタッと肩を落とした。ここ最近上忍になってからミス何てしてねぇーし
任務達成率だって良かったはずなんだけど…………


ばあちゃんが「違うさ」と言ったので俺は安心したが反対になぜ呼ばれたのかと不思議になった。


「はっきり言う…ナルトお前いつまで自分を犠牲にするつもりだ………?」


「はぁっ!?意味わかんねーってばよ!?ばあちゃん」

「サクラとの事だ……
いつまでもお前が、サクラの我が儘に付き合わなくていい!!
サクラがサスケを忘れられずにお前と付き合ってる事ぐらい気付いているだろ!?
お前はどこまで自来也と同じ道を歩むつもりだぁっ!?」


ばあちゃんは、机を叩き俺を怒鳴り付けた。
俺はばあちゃんの言葉に言い返すことなんて、できなかった。


サクラちゃんが俺の事好きじゃないことはわかってってた。
そしてばあちゃんが、俺にエロ仙人みたいな人生を歩んで貰うことも………全部わかってそれでも、アイツへの負い目とサクラちゃんに俺以外には幸せになれないと言われたら俺はサクラちゃんを選んだ。


「何を迷ってるっ!?
お前はいつまで自分を犠牲にして、サクラを守る必要がある!?

ナルト……サスケの事はお前のせいではない
サクラの事も最初サクラが元気になればまたサスケのところに行くだろうと思い黙っていた

あたしらはお前の気持ちを踏みにじった………
だが、お前はなぜヒナタに惹かれている心を押さえる!?

忍なら本当に大切なものをなぜ野放しにするんだっ!
お前は失う悲しみを知っているだろ!」


「ばあちゃん……先生達も気付いてたんだってばね…………
俺がヒナタの事好きなの………

でもさサクラちゃんが笑顔じゃなきゃ調子狂うし俺が居て傷が癒えるなら俺は……………」


「ヒナタは!ヒナタは傷付いていいっていうの!?」

「………っ!」


紅先生の言葉に俺は息するのも忘れて絶句しちまった。

「ヒナタがどれだけナルト!あなたの隣で歩み戦う事を望んでいたかわかる!?

なのにあなたはサクラを選ぶっていうの!?」

「…………俺に今ヒナタの横に居る資格なんてないってばよ……

それに俺は里のみんなが幸せなら幸せだってばよ!」

俺はニカッと笑っただってそれは嘘じゃないから

「ナルト………もう幸せになって…………」


「サクラちゃんっ!?」

俺が後ろを見ると涙を浮かべたサクラちゃんが居た。

「もう あんな約束に縛られないでいいから、こんな最低な私なんか捨ててさっさとヒナタのところ行きなさいよっ!!

ありがとうナルト…………私…もう十分幸せ……」


「サクラちゃん………」

「行きなヨナルト
行って幸せになっておいで」

俺はカカシ先生に背を押されもう一度サクラちゃんを見て俺は部屋をでた


「頑張ったねサクラ…………本当はナルトの事好きになってたんだよね?」

「いいんですまたサスケ君にアタックします」

サクラは笑って窓からナルトが走って行くのを眺めた。

「ありがとうナルト」




ナルトは部屋を出てから走った
自分の初恋には終止符は打たれたから俺はこれからの俺の人生を変えてくれるだろうアイツの所まで走った。




end

 



ヨタキュ様より、サイト一周年&20万hit記念にいただきましたっ!
本当にいただいて良いのかどうかっ><
素敵作品をありがとうございますっ><

『俺の人生を変えてくれるだろうアイツ』

うはっ
そういう殺し文句を今から言いに行くワケですねっ
ヒナタにいうワケですかっ!?
とかいう妄想が止まらないっ><
サクラが大事だという気持ちと、ヒナタが恋しい気持ちがせめぎ合い
切ない系のお話とかっ

私には絶対に書けない分野だわ
凄いわぁ……
本当に、ありがとうございましたっ(土下座)

 




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