チャット2 | ナノ
正午を少し過ぎた頃。週末なだけあって駅前は人で溢れかえっていた。祐一は意味もなくキャップを深くかぶって、上目遣いに周りを見渡した。
どうせ俺の顔なんか知っちゃいないのに、わかっていてもソワソワと落ち着かない気持ちを静めるには少し効果があった。
あれから、チャットでのやりとりで平日サラリーマンをしているらしいタクヤに合わせて土曜日の午後一時に駅前で待ち合わせする事になっていた。あの時は淫らな行為をした直後で興奮が冷めていなかったので会う約束なんてしてしまったが、三日前になる頃には馬鹿な事をしたと後悔した。それもそのはずだ。タクヤが相手にしていると思っていた淫乱な女は実は男なんだから。
祐一はどこをどう見ても女には見えないし容姿も至って普通だ。これといって褒められるところもない。これが美少年とかだったらまだよかったのかも。
盛大に溜息をついて、また周りを見渡すが大人の男の人全てがタクヤに思えてきてすぐ顔を伏せる。
酷い話だが会えるわけないし、だけど好奇心もあってか一目タクヤを見れたら帰ろうと思っていた。帰宅したらあんな人がエッチな指示を出してたんだとオカズにしようとか思ってるけど許して欲しい。
チャットの内容だと、タクヤの服装はカーキ色のジャケットに黒のパンツスタイルだと言っていた。俺の方は適当にワンピースだとか言っといたけど、実際はTシャツにジーパンというオシャレもクソもない格好だ。

待ち合わせの五分前。俺の横にふっと人影が通り、そのまま立ち止まって横に並んだ。ビクッとして、恐る恐る顔を伏せたまま視線だけ横にやるとスラッと伸びた足には黒のパンツが履かれているのが目に入った。
いや、まさか落ち着け。よくある格好だ。上だ。羽織ってるもの見るまでまだ判断出来ない。あっちは俺に声をかけてきてないし気付いていないのはわかっているのに心臓のバクバクが止まらない。ゆっくりと顔を上げた。

(カーキ色のジャケット…!)
タクヤだ。たまたま、同じ時間に同じ場所で待ち合わせて同じ格好の人じゃなければ間違いなくタクヤだ。手にはスマートフォンが握られていて何か操作をしている。
この長く綺麗な指が自分に触れる想像をして顔が熱くなった。思っていたタクヤ像とは違って、首から下だけ見てもイケメン臭が漂ってくる。ますます会いづらい。とりあえずここまでくると顔も拝みたくなる。チラッと見たら帰るから。でもこれっきりチャットでのやりとりもなくなるんだと思うと寂しくなった。引きこもってる事はよくなかったけど毎日タクヤと話すのは楽しみで学校でもバイトでも早くチャットに繋げたくて落ち着かなかった。それももう終わるのか。
スマートフォンに夢中だから、少し顔を凝視したところで気になるまいと意を決して思い切り顔を上げた。
「っあ…」
ばっと顔を伏せる。手に汗が滲む。
やばい目があった目があった目があった。なんでこっち向いてんだよ。ああもう。つーかイケメンだ。というか美青年って感じだ。切れ長の二重がじっとこっちを見ていた。黒髪はさっぱりと切り揃えられていて鼻なんかすうっと高く整っていた。なんだかかっこよすぎるからこの人じゃないんじゃないかと思えてくる。そうだ、落ち着け。この人じゃない。人違いだ。この美青年があんな、あんなエッチで変態みたいなことー。

ぐっと拳を作ってぐるぐる考えていると、隣の影が動いて俺に近付いた気がした。というかさっきより断然近い。もともと距離はなかったから、もう少しで密着しそうだ。他人でのこの距離は不自然過ぎる。わけがわからなくてさらにテンパる俺の手の甲と美青年の手の甲が当たって肩が跳ね上がった。

「っ、」
それから、汗ばむ掌を開かされてそっと手を握られた。
体は硬直して振りほどく事も出来ない。周りは賑やかに通り過ぎていって俺たちの異様な雰囲気には気付いてないようだ。
しばらくそうしてると、俺の指と指の間をなぞるように汗を撫でて行く。その感覚にゾクゾクして唇を噛み締めた。
この人はタクヤなのだろうか。バレているとしても行動がおかしすぎる。俺は男だ。ワンピースだって、
「ワンピース、じゃないんだ。」
「えっ、」
「最初わからなかったよ。声かけてよ。」
「あっう、俺、俺、」
「暑いな。場所、移動しよっか」



無言で連れて来られた場所は外観からして趣味の悪い派手なラブホテルだった。男同士で入れるのかとビクビクして深く帽子を被り直したけど、受付のないそこでは問題なく部屋に辿り着けた。
外観とは違って意外にもシンプルな部屋を選んでくれたのか生々しい雰囲気もなくホッと息を吐いた。だけどすぐにベッドに腰掛けるよう手を引かれて俺とタクヤの太ももと太ももが密着するくらいの距離にまた身体が強張った。
「ユイ、」
「え、あ、ちが」
違います、俺男で、その、と今更だが小さい声でブツブツ否定の言葉を紡ぐと太ももに手を置かれてどんどん移動していき太ももの付け根の部分を揉み込むようにされる。
「あっ、あの、あの!」
「今日、凄く楽しみにしてたんだ。あのエッチな子は実際どんな風に喘いでくれるんだろうって。いやらしくて俺は夢中になるんだろうなって。でもやっぱりネットの世界なんて何が本当かなんて分からないじゃない?ユイなんて子存在しないんじゃないかとか、まあ俺もいろいろ思うところはあったけど、欲には勝てないね。もしかしたらって。」
その間ももう少しでチンコに当たりそうな際どい部分を揉み込む手が止まらなくて段々息が上がってくる。
「だからユイみたいな淫乱な子がイタズラとかそんなんじゃなくて本当に居るんなら女でも男でも何でもいいやって思ったんだ。どっちにしろズクズクに可愛がってあげようって。そしたら、待ち合わせ場所着いた時やたら隣の男の子から視線を感じるんだ。ばれないように意識してるなーって。」
「っ、」
「目が合った時、あ、ユイだって思った。潤んだ目が物欲しそうにしてたもん。この子がそうじゃなかったら、そうじゃなくても君がイイと思った。それで近付いてみたら逃げないからさ。普通は不審に思って離れるよね。」
ああ俺の馬鹿とか色々駆け巡ったけど、それより触られてもいないチンコからじわっと汁が滲むのを感じて、もどかしくて、タクヤの手を挟み込むように太ももを閉じて擦り合わせた。
「う、んん、」
「ユイ、手痛いよ?」
「あっ、ごめんなさ、」
口では謝るものの太ももを緩められない。腰も揺れ出して、タクヤの手にチンコを押し付ける。でもタクヤは何にもしてくれなくて、俺が男でも会いたかったんなら早く触ってよと段々ムカついてきた。
「はあっはあっ、ん、触って触ってタクヤさんのばかぁ」
「んー?せっかく会えたのにチャットみたくまたオナニーしたいのかと思ったよ。一人で気持ちよくなっちゃってさ」
「違う、違う、触ってくださっ」
「…本当エッチだ。」
そう興奮した声色で、ようやくチンコを揉み込むように触れてくれた。やっとの刺激に大げさに腰が震えてほとんど無意識に精液を出した。
「はぁんっ、あっあっ、でちゃ、でちゃった、」
「っ、はや、全然触ってないよ」
「はっ、だ、だってっだって」
呆れたような声とは違って嬉しそうな顔を近づけてきて鼻と鼻がくっつく。二人の鼻息だとか乱れた息とか、そういうものを感じるとああ、やっと会えたんだって。本物のタクヤだって実感が湧いてきた。
そのまま口を食むように、チュッチュッとキスをされてそれがいやらしくてまた勃起しはじめる。タクヤさんの舌は長くて、絡められると口いっぱいになって喉奥まで犯されるので苦しくて涙目になる。
「んっ、ぐ、はっんちゅっ、」
「はっ、ユイ、下脱ごうか。もうグチャグチャだろ?」
「あっう、うんっでもはずかしい…」
「はずかしい?散々画面の向こう側で凄い事してたじゃない。」
「ううっ」
「ね、潮吹くとこ見せて」
耳元で囁かれてチンコがぶるりと震えた。


「ん〜〜、ちゅ、すっごいヌルヌル、 クリトリス腫れてるよ」
「うっあっあっ、もうっ、やぁ、クリ、じゃな、あっ舐めちゃや、」
「ふっ、ん、ちゅう、れろれろ、れろぉ、これクリトリスでしょ?ユイは女の子なんだから」
「ああっ、違うぅ、チンコだも、これぇ俺のチンコぉ、」
「違う違うって、そればっかりだよね。今日だって俺に話し掛けずに帰ろうとしてたでしょ?非道いよ。女の子みたいに扱われるのが好きな変態のくせにね。」
「あっ、あっああっ、タクヤさ、んんっ」
タクヤさんの口の中で尿道が舌にグリグリ刺激されたりバキュームのように吸われたりでチンコが溶けそうだ。
「はぁ〜〜っはぁ〜〜うぅっもうだめだよ、離して、離して、チンコぉ、」
「ん、ちゅぽ、チンコじゃないだろ。クリトリス。ビンビンのクリトリスでイっちゃうんだろ?」
今度は手のひらで亀頭を小刻みに摩られて強い快感に痛みも覚える。ヨダレもダラダラ止まらなくて刺激から逃げ出そうと身を捩るけど、下半身にはタクヤさんの身体がのしかかっていて脱げ出せない。
「あーっあーっやだぁっやめてやめでぇっあううっ、」
「じゃあ、言ってよ。クリトリスでイクって。」
「ああっいう、いうからぁ、はっはっあっ、ううっ、クリ、クリトリスでぇ、イっちゃ、あっ、イっちゃうよぉ、っああ、」
「はは、だめだよ。ユイはオマンコでイかないと。」
「ああっ!なんで、なんでひどいっ、痛い、離してよぉ、ちゃんと言ったのにぃっ」
イく寸前にピタリと刺激を止められて、根元をぎゅっと掴まれいきそびれたチンコは切なそうに汁をダラダラ流しながら跳ねている。
「さっきから、オマンコひくひくさせてるんだもん。こっちもいじってあげないとね。でもその前に、」
「わっ、」
タクヤさんは起き上がると、仰向けになっている俺の上を跨いで顔の目の前に硬く勃起した赤黒いチンコを持ってきた。唇にチンコを押し当てて早く早くと急かす。綺麗な顔とは違って、少し臭いのキツイそれに異様な興奮を覚えてそっと口を開けると直様喉奥まで突っ込まれた。
「んぐぅ、ふ、んんっ、ぐっ」
「はっはっ、あーっ、ユイのお口マンコあったかい。ほら、ちゃんと舌動かして吸ってよ」
遠慮なく腰を振られて吐きそうになるけど、必死に舌を絡めて滲み出てくる汁を舐めとった。
「へったくそだね、はっはっ、他の子はもっとうまいよ?本当に女の子?んっ、」
「ウッぐ、ん〜〜〜〜っ」
「あ〜っ、ユイの下のオマンコはどんだけ気持ちいいんだろうな、ガバガバだったら嫌だよ、」
そんなのない、俺チンコ入れた事なんてないもんと首を横に振るが、動きずらいと顔を固定される。しばらく好き勝手に口を犯されると勢いよく精液を喉奥に出された。
ちゅぽんと萎えないままのチンコが取り出されると同時に思い切り吐き出す俺に不満そうに、飲んでよと言うと口から零れる精液を顔に塗りたくった。
「あーあ、汚れちゃったね。でも嬉しいよね。女の子なら喜ぶはずだよ。」
「ううっ、うれし、うれしい、です」
「イイこ。」
ひどいことをされてるのに俺のチンコは萎えないし我慢汁はダラダラとアナルまで流れていく。それに気づいたタクヤが思い切りお尻を鷲掴んで割り開き、物欲しそうにしている穴を凝視した。

「すっごいエロい事になってるよ。なにこれ、ビッチョビチョ」
「あっん、言わないで、うう、」
「ほぉ〜ら、指が入ってっちゃうよ」
「はアッ、ああっ、ゆびぃっ、やっ、」
「あれ、意外だな、キツイんだ。親指だけなのに締め付けがすごいや。」
グリグリと入っていって、それからもう片方の親指と一緒に中を開く。
「キッツキツのオマンコが好きだから、もう入れようかな。多少痛いだろうけど我慢するんだよ?」
「あっやだやだっ痛いのやあっ、しないでっ」
ジタバタ暴れようとするがぐっと押さえつけられた。
「でも俺怒ってるんだよ。約束すっぽかされて惨めな気持ちになるところだったんだから、これはお仕置きだ。当然だよね?」
言ってる間にタクヤの凶悪なチンコがまともに慣らされていないアナルに押し当てられる。恐ろしくて変な汗が出てくるのに穴は期待でヒクヒクしてるなんて、どんなに口で拒否しても説得力がなさすぎる。
ぐぐっと、一番太い部分が侵入してきた。
「ぐあっ、いいい〜〜っやめ、いったぁ、い」
「はっ、きっつぅ、これはやばいな。すぐ出るかも。」
「あ゛あっ、うごかさなっひぃ、ぬいてっむりっ、」
「大丈夫だって、すぐよくなるよ。エッチなユイのことだから。」
タクヤの我慢汁のおかげもあってか、亀頭を入れるとその後は簡単に埋め込まれていった。それでもギュウギュウに埋まったソレに腸が悲鳴をあげていて、ハッハッと呼吸が乱れる。とりあえず落ち着こうと深呼吸をしようとするやいなや、ギチギチなそこを壊すように激しく腰を振り出した。
「うわあっ、あ゛あ゛あ゛、くるじっ、なっなっあう〜っ、はやい、やだやだっ、」
「あ〜っ気持ちいいっ、ユイ、ユイ、ユイのオマンコ、」
「やだ〜〜っああっ、あうっあうっ、いたいよぉっ、あっああ、」
「はっほんとに、?痛いだけ?、んっ、ここは?ここするとどう、」
「ひぃぃいいっ!!あっそこぉ、やめぇ、やめでぇえっ、」
亀頭でシコリの部分を押しつぶすようにされると、痛いのと強すぎる快感に頭がおかしくなりそうだった。身体全体が痙攣して、自分の身体じゃないみたいだ。
「ヤァアッ、いあっあっあっあっ、お尻ぃ、おしりこわれちゃ、うぐ、いだあっ!」
苛立ったように乳首をギュッと摘ままれた。
「だから、ここはオマンコだっつってるだろ、はっハッ、ほらっ、チャットんときみたくオマンコって、ユイのオマンコ気持ちいいですって言えよっ」
「はあ〜〜っ、ああっ、ユイの、ユイのオマンコォッ、タクヤさんの、オチンチン気持ちくてぇ、ああっだめだよぉ、ううっん、」
「あ゛ー最高、ユイ、ユイ、オチンチン欲しかったんだもんなぁ、あんな毎晩オナニーしてさ、っふ、俺に犯される想像してたんだよね、」
「そう、そうっ、タクヤさんのオチンチンにぐちゅぐちゅってぇ!いっあっあっあっ」

二つの乳首を指で強く摘ままれながら叩きつけるようにピストンをされて、開いた口からダラリと出た舌をチュウチュウ吸われる。
もう痛みなんかなくって、気持ちいいのだけが全身を駆け巡る。乱暴だけど待ち侘びた行為、男でも構わないと言うのに終始女として扱われることにも喜びを感じた。男に組み敷かれる事が心地いい。
「ハッ、ふぅっ、後ろ向いて、足伸ばして、ピンとだよ」
身体を反転させられて、手足を伸ばすとそのまますぐにズチュウウウッとチンコをハメられた。足を閉じている事で余計にチンコを締め付けるしイイとこに当たってくる。
「あっあっこれすごっ、あたっあたるっああっ、なにこれぇっ、」
「うっあっ、あーすげっほらっちゃんとピッとしてっ」
俺の肩に手を置いて、カクカクと腰を振る。顔を横に向けているがヨダレでシーツがびちょびちょだ。シーツを掴もうとすると、両腕を後ろに引っ張られて縋り付くものもなく悶えるしかなかった。
「はぁ〜〜っあ゛〜っ、ぐっ、あぐっ、あっああっ、タクヤさ、」
「うっおっあっ、あーっ、いきそ、」
「やっああっ、俺も俺もぉっ、いくっぁん」
「潮吹くの?、ハッ、はぁっ、潮吹いちゃうんだ?」
「うん、うん、吹きますっ、はっはあっ、潮ふくよぉっ、」
「そ、じゃあ見せて、よいしょ」
身体を起こされて、バックの体勢で腕を掴まれたままエビ反りになる。後ろから容赦なく叩きつけられた。
バチュッバチュ、ブジュウッ、パンパンパンパンパンッグチュウッグチュグチュッブチュッ
「〜〜〜っああああっ、やあっ、だめっだめっあっあっ」
「ほらっほらっ、イけっ、オマンコ犯されながら勢いよく潮飛ばせよっ、」
「ひぃああっ、あ゛っぐぅっ、タクヤさ、タクヤさ、」
「はあ、はアッ、おらっおらっ、おらっ、」
「あ〜〜っあ〜〜っいくっ、いくいくいくっ、潮ふいちゃ、潮、びゅーってぇ、あああああっああっ、」
言葉通り、ビューーッとシーツに大量の精液が飛び出した。その間もピストンは続けられているので、その振動でビュッビュッと止まらずに出続ける。熱く荒い息遣いが耳元を犯して、ガクガクガクガクッと揺さぶられた。
「はっうおっおっ、ぐっいくっいくっ、中出しするよっ、ユイのオマンコに、中出し、精液出すからっ、」
「あっあっうれしっあっ、だしてっ、はっ、」
「かわいっ、かわいいよっ、ユイ、出す、出す出す出すっ、オマンコに精液っ、うっはっぐぅっ、」
唸ると同時にお尻を精液でいっぱいになったのがわかった。その熱さにぶるっと震える。
二人してベットに倒れこんだ。息も整わぬうちに顔を反らして俺からキスを強請った。今度は優しくいたわるように唇を愛撫される。

「んちゅ、はあっ、はあっ、タクヤさん」
「ふっはアッ、ユイ、ごめん大丈夫?」
「う、うん、大丈夫だよ」
顔を離すと、心底申し訳なさそうな瞳にぶつかった。ギュッと抱きしめられて。身体を撫でられる。さっきの荒々しいタクヤとは全然違くてなんだか穏やかに見える。
「ごめん、本当に。乱暴にしちゃったよね。痛かっただろう、」
「や、あ、きもち、きもちよかった、から」
「それはよかったけど、俺、興奮し過ぎちゃって。やっと、やっとユイに会えたから」
「え、」
「最初に話した事本当だよ。変に思うかもだけど、チャットでやりとりしていて会いたくて堪らなかった。存在してくれさえいればなんだってよかった。でもこんなに可愛い子で感激してる。」
「あっ、かわいくなんか、」
ないって、続けようとしたけどあまりに真剣な顔に口を閉ざした。こんなかっこいい男の人に求められて、こんな気持ちいいエッチが出来たなんて会わないでいようと思っていた自分が馬鹿みたいだ。ニヤける口元を隠すために下を向くと、立ち上がったままのタクヤのチンコが見えて目を見開いた。ええっ、まだ萎えてないよこの人…、びっくりして顔をあげるとタクヤは気まずそうにしてる。
「いやあ、まだまだ足りないみたいだ。ユイがエロ過ぎるんだもん。ほら、俺が出したもの垂れ流しにしてさぁ、」
「えっあっ、わわっ」
「ねえ、もっかいしたいよ。それでさ、また会ってくれる?これっきりとかないよね?」
「えっえっ、あっああっ、」
いきなり指を三本突っ込まれてぐちゅぐちゅ掻き回された。
「ユイも男の味知っちゃったもんね。オナニーだけじゃ満足できないよ。だからといって他の男としたら、」
「あっあっしないっしないからぁっ、」
「ふっ、当たり前だよ。もうこのオマンコ俺のものなんだから」
「うあんっ、」
それから押し倒されて足を高くあげられるとまた思い切りチンコを突っ込まれた。
「これが終わったら、ハッ、二人の事知っていこう、身体以外の事も、」
また耳元で囁かれて快感に渦に飲まれていった。
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