拘束 | ナノ
「由紀、寝れないのか?」
「ん、」
夜中、モゾモゾと隣で動く気配がするのに目を覚まし起き上がって一緒に寝たはずの奴を確認すると、布団に寝かせた時にはスッポリといれていたはずの両手を上にかざして指遊びをしていた。

「薬、飲んだだろ?」
「それでも、寝れない、の」
「そういう時は起こしていいって言っただろ。」
俺は呆れたように溜息を吐いた。

由紀は、少し人より頭が弱い。小さい頃から一緒にいる俺がこいつの世話係だった。正直初めは面倒だと思っていたけど、俺にだけに懐くのは悪い気がしなかったしなんだかんだで可愛く見えるから、離れられないでいる。
なんとか高校までは一緒に卒業出来たけど、それを機に一気に力が抜けたように由紀は進学も就職もせずに家に引きこもってしまっていた。
こいつの両親は俺以上に甘やかしいなのでどうにかする気もないみたいだ。そっちの方が後々こいつが苦労して大変なのわかってるのか、なんて思う事もあるけど結局一生、死ぬまで俺は、。


「コウくん、おれ、おれっおこした。で、でも、でもね起きなかった、よ」
「どうせチョンチョンって服引っ張っただけだろ。そんなんじゃ起きねえ」
何も言えなくなったのか、はう、っと息をつまらせて黙った。
更に由紀はあまり眠る事が出来なかった。不眠症というより、寝るというのが上手く出来ないのだ。どうしてなのか自分でもわかっていないのでよく寝不足で目を腫らしている事があった。薬を飲むようにしているが、心配なので高校までは俺がほぼ毎日由紀の家に泊まって様子を見ていたけど、大学に入って一人暮らしを始めると勉強やバイトでなかなか来れない。だから今は由紀を引っ張り出して半同居をしている(俺を全面的に信頼してるのか由紀の親が生活費を毎月送ってくれてるので助かっている)。
だけど、最近はその薬だけでは眠れない事が多くなってきた。そういう時にはこうするしかなかった。

「じゃあ由紀、ズボン脱いで。」
俺は出来る限り優しく甘い声を出してやる。そうすると、布団の中で下半身がモゾモゾと動き出して素直に従って下を脱いでいるのがわかる。
「ぬいだぁ、」
「ん、偉いな。そしたら上の服めくっておっぱい見して。」
「っおっぱ、い」
由紀はやっぱり素直に、忠実に俺のいう事を聞いて、薄暗くてもわかるくらいにすでに立ち上がっている乳首を俺に突き出した。
それに舌を伸ばして吸い付くと、はうぁぁっなんて気の抜けた声を出して震える。
「んっちゅ、れろっれろっちゅぱっ」
「あっああっ、コウ、くんっコウくんっ由紀のっ由紀のっおっぱい、おいしー、の?」
「っんー、うまいよ」
「んっあっ、そうなんだぁっ、あうっアアッ」
手加減なしで髪を鷲掴みされるけど、感じてるのがわかるから可愛くて止めたりしなかった。
ここ毎日こんな状況だから、由紀の乳首は最初の頃と違って赤く腫れ上がっている。しばらく顔を埋めて楽しむと、由紀は辛そうに立ち上がったチンコを腰に押し付けてきた。
「おい、こら。擦り付けんな。」
「だ、ってえ、だってね、由紀っ由紀っくるし、よっ」
「そういう時は、ちゃんと口にしろって言った。」
「あっあっ、ごめんな、さ、コウくんっゆきのチンチン、ぐじゅぐじゅって、してっ、おねがいしま、す」
自分の鼻を俺の鼻にすりつけながら教えた通りに言う由紀が可愛くて、口を乱暴に塞いで唾液まみれにしながらめちゃくちゃにチンコを擦ってやった。
コスコスコスッニュルッグシュグジュッジュッ
「うむっぷはっ、あーっあんっやっやっすぐいっちゃ、あっコウ、く!いっちゃう、よぉっ」
「っまだ駄目だ。イくな。」
「やぁーっやぁだ、っゆき、いくも、いっちゃ、のに、やめてぇっうぅ」
根元をぎゅっと握るとくるしそうに目に涙を溜めた。
「はあ、由紀、俺のいうこと聞けないのか?悪い子になっちゃった?」
わざと呆れたようにそういうと涙を流して首を横に振った。
「やっやっゆき、がまんできるよっ、出来るからぁっ、ゆきのこと嫌になん、ならない、でっ」
「じゃあなんでも言う事聞くな?わがまま言わない?」
「ひんっ、言わないよぉ、ぐすっ」
「よし、イイこだ。…起き上がって、俺のチンコ出して。それからはわかるだろ?」
うん、と小さく細い声を出して布団から這い出た由紀はいそいそと既に熱く立ち上がっている俺のチンコを出した。
「あっ、コウくんのチンチンおっき、なってる、ぅ」
嬉しそうにチンコに頬ずりして先っぽをチロチロ舐め始めた。
由紀のソレはいつまでたっても下手くそだったけど、それでも俺を興奮させるには充分だった。
拙い愛部にイきそうになるのを堪えて、舐めるのをやめさせて自ら足裏に手をおかせ、マンぐり返しのような格好にさせた。

「んっ、コウく、はやくぅ」
「由紀、もうヒクヒクしてる、待てよ、なめてやるからな」
「ああっうっなめてえっゆきのおまんこっ」
「はあっゆきっ、」
由紀の尻に顔を埋めて臭いをかいでからすぐに舌を入れる。何回しても狭いその中に俺は堪らなくなって同時に指も突っ込んだ。
「いっ、あぁはあっやあっすごいいぃっずぼずぼってぇっひっあっあっ」
「んっ由紀、気持ちいいか?、キュウキュウ締め付けてる、」
「あっあっもっとぉ、ゆきのおまんこいっぱいがいいっ」
「はっ、もうちょっと、ほぐしてからなっ、そしたら由紀の大好きな俺のチンコ入れてやる」
「やーっやーっはやくーっコウくん、ばかーっチンチンほしっ、くだしゃ、いぃっ」
「わがままっ、」
少し前に約束したことなんて忘れて癇癪を起こしたように、足をバタバタさせてねだってくる。
だけど結局願いを聞いて甘やかしてしまう俺にも原因があった。

「痛くっても、泣くなよっ、はっ、」
ぴとっと先っぽを穴に押し付けると急かすように由紀の腰が揺れて飲み込もうとするので、意地悪したくなりそれに反抗して先っぽだけを少し入れてぬこぬこと出し入れする。
「なんれえっ、ひどぃぃいっ、コウく、ばかぁっ」
「うぅんっはっ、はっはっんっ、俺は気持ちいいしっ」
「っうわあああぁんっああーんっばかぁっきらいっコウくんなんて、きらいだも、」
きらいぃ、きらいぃ、と本格的に泣き出した由紀にさすがに慌てて、優しく頭を撫でながらキスをする。一度拗ねると暫くは手を付けようがないのだ。そうなっては困る。
「ごめん、ごめんって。俺のこと本当に嫌いになったのか?そしたら辞める?俺のチンコ今から由紀の奥までいっぱいいれてやろうとしてたのに。抜こっか、」
俺が目一杯反省した顔で言うと、両足をギュッと絡み付けて、鼻水垂らした顔でやめないでぇ、やだよっうそだよっコウくん大好きっと言ういじらしい由紀に堪らず思い切りチンコを突き上げた。


「はぅぅっ、もうだめえっ、あっあっああっやら、やらぁ、もう、ゆきにチンチンしないでえっ、うやぁっ」
「んっはっあ、なんでだよっ、由紀がしてって言った、んだろっ」
「つかれたぁっ、ゆき、おまんこ壊れ、壊れちゃうぅぁ、やぁんっ」
「大丈夫だよ、俺がいるだろっ、壊れてもっ、ずーっと、守ってやるからっなっ、」
本気で辛そうな由紀に容赦無く腰を叩きつけた。もう三回中に出しているけど収まる気配がない。由紀のチンコは出しすぎてもう立たなくなってるようだ。

グジュッグジュッパンパンパンッヌプヌプッブジューッ
「あーっあーっいやぁっああっひぃっうあぅっあぅぅっああっ」
「ゆきっゆきぃっ、お前は、俺がいなきゃ、だめだもんなぁっ、はあっふっぐぁっ」
「んんっはっはぁっ、コウ、くっ、あああっいっく、」 
「はっイけっイけよっ、俺もまだまだ、たくさん、だしてやるからっ」
由紀は精液が出ないチンコをぶるっと震わせてそのまま意識を失った。
その後も気絶する由紀をお構いなしに二発ヤって満足し、綺麗にしてからようやく俺も寝た。

次の日、休みだった俺は昼前に目を覚ますとまだぐっすりと眠る由紀の姿が目に入った。
昨日のようにした後はいつまでも起きない。それが連日続いているので由紀の生活は寝るかヤるかになっている。こんな風にしてしまったのは俺だ。ダメだダメだとわかっているがもうすぐハタチになるのに見た目もあまり成長していない頼りないこの幼馴染を、手放す方法も知らないのだ。
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