陵「……」

燈「…」

陵「……」

燈「……陵、何?」

陵「あ?あー…唇、綺麗な形してんなぁって」

燈「なっ…どこ見てんだよっ」

陵「唇」

燈「知ってるけどっ」

陵「結構薄いよな」

燈「見るな」

陵「綺麗なピンク色だし」

燈「〜〜っ!だから、見るなっ」

陵「でも隠さねぇんだ?」

燈「……」

陵「…柔らけぇ」

燈「さ、わるな、んっ」

陵「嫌なら抵抗しろよ」

燈「ん、ぅ…」

陵「抵抗しねぇとこのままキスしちまうぞ?」

燈「もう、何回もしてるんだし、今更抵抗するのも…」

陵「それって、していいって事か?」

燈「うー……」

陵「待てねぇ。する」

燈「ちょっ…んんっ」

陵「……燈瑪、嫌なら嫌って抵抗しねぇといつかそのまま食っちまうぞ」

燈「はぁ…陵、目が据わってる」

陵「本気だからな」

燈「へぇ…うん。分かった」

陵「嫌ならちゃんと警戒しろよ?」

燈「うん」



それってさ、嫌じゃなきゃ警戒しなくて良いんだよな?



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