inヘタリア3


どうもみなさん、どうやらトリップしたらしいレイです
朝ご飯を作るといい本田さんは台所に姿を消した

・・・・何故自分はトリップしてしまったのだろうか
特に特別なことが起こったわけでもないし、前触れもなかった、普通に寝ていただけなはず
すぐ帰れるだろうか・・・
でも、きっと帰る時も突然なのかもしれない
まあ気長に待つしかないかぁ・・・

そう悶々と考えていたらいつのまにかおいしそうな香りが漂っていた

「レイさん、ご飯ができましたよ」

そう本田さんは言いながらご飯をお盆に乗せ部屋に入ってきた

『ぁ、わ、私も運びます・・・』
「いえ、座っていただいて大丈夫です」
『それぐらい、させてください・・・任せっぱなしは・・・』
「では、任せましょう・・・ありがとうございます」

私が立ち上がり本田さんからご飯などを受け取ると本田はふわりと笑ってお礼を言ってくれた

『い、いえ・・・これぐらい・・・』

そう言いながら私は受け取ったものを並べていく

白いご飯に味噌汁、焼き鮭、おひたし、漬け物・・・純和風なご飯
とってもおいしそう・・・
全て並び終え、私と本田さんは向かい合うように座る

「では、いただきます」
『ぃ、いただきます・・・私の分まで、ありがとうございます・・・』
「いえ、このぐらい・・・それに私がここにいていいと言いましたのでこのぐらいあたりまえです」
『ほ、ほんとありがとうございます・・・!』
「いえいえ」

会話が終わり、本田さんが食べ始めたのを見て私も食べ始める
鮭を一口に切り分け口に入れる

『お、おいし・・・』

思わずポロリと言葉が零れる

「そういってくださると作ったかいがあります」

本田さんが嬉しそうに反応してくれる
次はおひたしを口に運ぶ
これもおいしい・・・・!

ぱくぱくと食べていたらすぐ食べ終わってしまった
丁度本田さんも食べ終わったところだった

『ごちそうさまです』
「お口にあったようでなによりです、全て綺麗に食べてくださって・・・」

クスクスと口元を隠しながら本田さんは笑う
夢中になって食べていたことに少し恥ずかしくなり

『どれもおいしくって・・・!』

と、言い訳のような言葉を出す

「ふふ、ありがとうございます」

ニコニコとこちらを見てくる本田さんに恥ずかしくなってきて顔を下に向ける
うぅ・・・顔赤くなってそう・・・

「では、そろそろ片付けましょうか」

そう言い本田さんは立ち上がる

『ぁ!私にさせて、ください・・・!』

素早く食器をおぼんに乗せ持ち上げる
忍スキルが役立った・・・!

「私がやりますよ!」

少し驚いた声が聞こえた

『ご、ご飯まで作っていただいて、休んでいるのも・・・その、私がしたいんです・・・!』
「・・・では、レイさんにお願いしましょうか」

少し困り顔だった顔が苦笑いに変わった

『は、はい・・・!・・・ぇと、迷惑・・・でした・・・?』
「いえ!とんでもない!とても助かります」
『よ、よかった・・・』

安堵のため息を心の中で吐く
勝手してしまって迷惑だったらどうしようかとおもった・・・




その後、台所の場所に行くために本田さんの後ろをついていって洗い物も手伝わせてもらった

(洗い物は二人で)


 
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -