芸術について


「おーい旦那、ちょっと入るぞ、うん」
「何かってに入ってんだテメェはよ」
「いいじゃねーか・・・ってレイこんなとこにいたのか?うん」
『え、あ、うん・・・ちょっと前からここにいた・・・かな?』
「てかなんでレイがいんだよ、うん・・・」
『え?サソリさんが傀儡触るって言うから、見させてらってた・・・みたいな・・・?』
「レイって変わってるよな・・・うん」
『え・・・そ、そうかな・・・』
「だって女って好んでそんなの見ねェだろ?うん」
「そんなのってなんだテメェはよォ・・・」
「そんなのはそんなのだ、うん、オイラにはそれの芸術性がわかんないぞ、うん」
「言ってくれるじゃねェか・・・だがレイは俺の芸術は分かってるようだぞ、テメェの頭が残念なだけじゃねェのか?ククッ」
「そんなこと言うならレイはオイラの作品をわかってくれてるぞ!うん!」
「はァ?それこそ意味わからねェ・・・あれのどこがいいんだよ、芸術性の欠片もねェぞ、なァレイ?」
『(え、ふられた!?)あ!?ぇ、私はデイダラ君の作品好きだよ・・・?』
「ほんとか!?レイ!」
『え?あ、うん?』
「おい、レイ正気か、あんなのが好きだなんて・・・」
「・・・旦那、さすがのオイラも傷つくぞ、うん・・・」
『え、だってデイダラ君のってシンプルで(かわいくて)素敵だと思うよ?』
「レイ・・・!レイは見る目あるな!うん!」
「今ほどレイが分からないって思ったことがねェ・・・」
「旦那・・・酷い・・・うん・・・」
「おいレイ、傀儡はどうなんだ?」
『ぇと・・・』
「オイラも気になった、うん、傀儡のどこがいいんだ?」
『ううん・・・なんていうんだろ、傀儡って造るとこを見てるだけでも楽しいし、最初はバラバラだったのに最終的にはあんな風に、動くのがすごいなぁって思うし・・・傀儡も素敵だと・・・思います』
「よく分かってるじゃねェか、レイは傀儡のほうが好きだよなァ?」
「はぁ!?旦那何言ってるんだよ!うん!レイはオイラの作品のほうが好きなんだ、うん!」
『(え、なんかめんどくさいことに・・・)わ、私ちょっと・・・』
「あァん?レイが傀儡を語るときテメェの土塊を語るときより熱がこもってただろ」
「土塊ってなんだよ!それにオイラの作品を語るときのほうが熱こもってた!うん!」
『・・・失礼』
「「レイ!どっちの作品がいいんだ!/うん!」」
『しましたぁぁぁあ!』
「おい!どこいくんだ!」
「どこいくんだよ、うん!」




(厄介事はごめん!てか二人最後息ぴったりすぎるって・・・)






※リクエストしてくださいました、鉄粉ライス様のみお持ち帰り可能です
リクエストありがとうございました!


 
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