人見知りカカシ逆トリ1


今日もいつも通りの学校が終わり友人と別れ家に帰る
学校まじめんどくさい
土曜日はまだか、今日は木曜日だ頑張れ自分
そんなことたらたら考えながら家に着く
余談だが車にひかれかけた
怪我は全くないが怖かった
車に乗ってた人は慌てて降りてきて謝ってくれた
轢き逃げとかするような人じゃなくてよかったー
・・・あれ、これどっかで似たような体験したきがするけど、なんでだろ、デジャヴ?
まあそんなことはほっといて家に入る


『ただいまーっと』

靴を脱ぎ家の中に入る
家には誰もいない

着替えて荷物片付けたらパソ子弄ろうとか考えながらリビングのドアを開ける
開けたさきには誰かがいた

・・・・は?
勢いよくドアを閉める
いやいや、ちょっと待て、さっき自分で誰いないっていったよな?
なんで誰かいるんだ
ちらっとしか見ていないが銀髪でマスクをしていて片目を隠していた
え、泥棒?泥棒なの?
金もなんもない一般家庭だぞ

ドアの前で硬直していた自分を奮い立たせなんとか携帯をとりだしよっぽど混乱していたのか友人に電話をかける

コール音が鳴り止む

「はい、もしm『ゆゆゆゆ友人!どうしよう友人!』お、落ち着け、レイから電話なんて珍しい、どうしたの」
『家!誰かいる!』
「いっかい国語学びなおす?とりあえず落ち着いて話して」
『い、家に帰ったら知らない誰かいた、どうしよう!しかもなんかコスプレイヤーみたいだった!』
「・・・はあ!?なんでアンタ私に電話かけてるの!警察にしなさいよ・・・」
『あ・・・・』
「馬鹿・・・!で、その誰かはどうしたの?出ていったの?」
『わ、分からない・・・すぐドア閉めちゃった・・・』
「・・・こんだけ騒いでるから相手も逃げてるでしょ」
『だ、だよね!ドア開けても大丈夫だよね!』
「大丈夫大丈夫、だから電話きるね」
『だ、だめ!もしいたら怖いからきらないで!』
「はあ・・・さっさと開けて警察に電話しなさい」
『あ、ありがとう!・・・開けるね』
「はいはい」

携帯を片手にドアを開ける
いないと思うけどやっぱり一人は怖い


ガチャ
開けたさきにはかわらず誰かがいた
バンッ
勢いよくドアを閉める


「どうしたの、すごい音したけど」
『どどどどうしよ!まだいる!こっち見てた!どうしよ!』
「はあ!?まだいるの!?」
『どうしよ!?』


泣きそう、なんなの、今日なんなの
はやく出てってよ、金持ってっていいから出てってよ
ガチャ
そう考えたらドアの開く音がした
いやいやいやいや、待て待てなぜ開いた、待って
恐る恐る後ろを振り返るとそこには自分よりかなりでかい男の人がいた


『ひっ・・・!』

思わずひきつった声がでる
友人は私の異常に気づいたのか何か言ってくれているが耳に入らない

「あー・・・ちょっと聞きたいんだけど」

怖すぎて声がでない
見知らぬ、しかも男でさらには不振人物、体が震える

「えと、ちょっと落ち着いてくれない?俺なにもしないからさ」

男が両手を軽くあげる
少しだけ、ほんの少しだけ自分の心を落ち着かせて相手を見る
震えは止まらない


「ねぇ、どうした?レイ大丈夫なの?今男の声したけど、なにもされてない!?」

友人の声がやっと聞こえる
また少し心が落ち着く
震えが止まった
まだ怖いけど思いっきって口をあける

『ああああの、お、お金なら、お金なら、渡すので帰ってもらえませんか・・・・!け、警察には通報しないのたで・・・・!』

思ってたよりか細い声がでる

「あ、えーと・・・俺、泥棒とかじゃないからネ・・・・?」
『は、ぇ・・・・』
「聞きたいことあるから聞いていーい?」

男がにっこり笑う
けど人を落ち着かせるような笑いじゃなく、どこか逆らわせないような笑みだった

『は、はぃ・・・・』
「ちょっとレイ!何がおこってるの、ねえ!」
「あー・・・その通信機?ちょときってもらえるかな」
『ぃ・・・!?い、嫌ですっ・・・・!』
「うーん・・・じゃあきらないと何かするよ?」
『わ、わかりました!ゆ、友人ごめん!ちょ、ちょっときる!』
「え、ちょ、ま」

電話をきる
本当はきりたくなかった
でも男が急に無表情になるんだもん!何かって何!?
怖くて聞けないけど!


「通信機きらしちゃってごめんネ?」

じゃあきらさないでよ!
心の中で叫ぶ

「とりあえず聞きたいことあるから中に入ってお話ししない?」

私の家なんですけど、何故あなたが仕切っているんですか
怖いから従うけど・・・!
男に連れられリビングにはいる







続くか未定\(^O^)/


 
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