先生の第一印象とやら


昼休みをはさんで次は担当の先生を待つ
他の班の子達はもう担当の先生がきてそれについていった
私たちの担当の先生はまだこない


・・・・暇だ、暇すぎる

窓の外を眺めるのもそろそろ飽きた
うずまき君も我慢できなくなってきたのこウロウロしたり
廊下を見たりしている


「ナルト!じっとしときなさいよ」
「なんで俺達7班の先生だけこんなに来んのがおせーんだってばよ!?」

それは彼が遅刻魔だからです

「ほかの班はみんな新しい先生とどっか行っちまったし、イルカ先生も帰っちまうし」


ムスっとした表情でうずまき君は文句を言う
うずまき君はイルカ先生がいなくて寂しいんですか?寂しいんですか?
かわいいですね、イルカ先生大好きっ子ですね、うずまき君かわいい

内心ニヤつきながら(無表情)うずまき君を見ていたら
うずまき君は扉の隙間に黒板消しを挟み始めた

「ちょっと!なにやってんのナルト!」
「ニシシ、遅刻してくる奴がワリーんだってばよ!」
「ったくもー!私知らないからね!」

・・・春野さん、ワクワクしてるでしょ

「フン、上忍がそんなベタなブービートラップに引っかかるかよ」

普通の上忍ならね


そう言ってるとようやく来たようだ

誰かが扉を開いた瞬間黒板消しが落下
綺麗な銀髪の上に黒板消しが落ちる

これが黒髪とかだったら目立つんだろうなあ・・・・
とかのんきに考えてるとうずまき君は爆笑


「きゃははは!引っかかった!引っかかった!」

うずまき君、人を指でさしてはいけません

「先生ごめんなさい、私はとめたんですけどナルト君が・・・」

春野さん、あなた喜んでますよね

「・・・・・」

うちは君は先生が上忍か疑ってそうだな・・・・


「んー・・・なんて言うかな、お前らの第一印象は嫌いだ!」

先生はにこやかにそう言った
皆の空気が一気に沈む



うーん・・・・自分は今知り合ったばっかの他人に嫌いって言われてもなんとも思わないなあ・・・・
あれ、自分おかしいのかな


(友達に言われたら泣くけど)



 
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