「話おわった?」
「話きいてました?」
「うん、あの子の前では従兄ってことでいけばいいんだね」
「まぁ彼女よりはましでしょ」
「でもさっきよってきた女の子たちには朱里ちゃんが彼女っていっちゃった」
「5分もたたずになにナンパされてんですかあんた」
「俺様にいわないでよ」
「無駄に顔だけは整ってるからいけないんです」
「そんなこと言われてもなあ。あ、美味い棒ってこれ?」
「それですそれ、チーズ味美味しいですよ」
「ちいず味?こっちのたこやきってのは?」
「ちょっと味がくどいかなーって私はおもいますね」
「ふーん」
「甘いのも買っていきましょう。今日は塩と砂糖とうまい棒を持って帰って下さいな」
「助かるよ」
「いえいえ」