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こんばんは、新田さま。コメントありがとうございます!

哲士がめちゃくちゃ、ぼろぼろになっていく今回の話です。
それだけに、余裕がなくなった哲士の部長としての顔がはがれ、自分も他人も傷つけてしまっています。
ですが、こうなって初めて、自分の本心というものを他人にぶつけているので、哲士にとっては本当の自分になる第一歩でした。
新田さまの『やっと彼のことを、部長ではなく、哲士と呼べるようになりましたね』というコメントは、上記のことを読みとってくださったのかな、とうれしく思います。

このタイミングでの由貴也との対面は予想していなかったとのことですが、とにもかくにも、哲士にとって最悪なタイミングでした。ここから徐々に、香代子たちにも哲士がこうなった影響が出てきます。哲士の存在は彼らにとっても非常に大きいです。
哲士の物語であると同時に、この『神さまの手のひら』は由貴也と香代子の物語でもあります。哲士ばかりでなく、今後は彼らにもスポットライトを当てていきたいと思います。

新田さまの『八百万の神様が存在すると思っているので、例え、陸上の神さまのてのひらからこぼれ落ちてしまっても、哲士を受け止めてくれる神さまも居ると思って読み続けていきたいです』という考えはステキですね。
自分ではわからなくとも、みんなちょっとずつ、神さまから何かを与えられていると思いたいです。

そして『部長じゃない哲士を大好き』だと言ってくださってありがとうございます!
今章の哲士は、『女々しい』ととられるのでは?とひやひやしておりました。
でも、こういう苦しんでぐしゃぐしゃになっている男性を書くのが好きなんですよね。
ですので、好きだといっていただけてうれしいです。

まだ人となりがうまくつかめていないという志乃と哲士の交流も含めて、哲士受難編を今後も書いていきたいとおもいます。
どうか彼らの結末を見守ってください。

では、コメントありがとうございました!
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