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コメントありがとうございます!
クリスマス短編読んでくださって感謝です。

竜二、少しむくわれましたか?
彼は本当に恋愛的にはあんまりな結末になってしまったので、少しその後の話を書きました。一年経ってもまだ竜二は華耀子のことが好きであることを止められません。ですが選手に徹すると決めたから、その恋心を表には出さないし、存在していないことにしなくてはならない、という葛藤もあります。
でもやっぱり、クリスマスには華耀子に恋人がいたらと思うといてもたってもいられない竜二でした。

竜二は“コーチ”である華耀子を好きになったばかりに、香代子と由貴也のようなつらいときに慰めてもらったり、支えてもらったり、怪我をしたら一番近くでいたわってもらって、時には甘えてみたりというようなことが享受できなくてかわいそうだな、と常々思っています。
華耀子と竜二、このふたりはコーチや選手という肩書きのない普通の男女として出会っていたらよかったのに、と考えずにはいられません。(そしたら恋愛は始まらないのですが……(汗))
ただ、私が思うよりずっと、このふたりは選手とコーチという間柄で一緒に戦えることを幸せだと思っているのかもしれません。

由貴也と香代子のクリスマスは『神さまの手のひら』終了後に『根本くんの愉快なクリスマス』という短編をやるつもりでいます。何このタイトル、という感じですが、タイトル通り、根本が出てきて、彼に巻き込まれる香代子と由貴也という感じです。
進度的に『神さまの手のひら』が終わらないとできない短編ですので、今しばらくお待ちください。

メインである香代子と由由貴也から外れた短編ですが、コメントをいただけてうれしかったです。
ありがとうございました。
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