構ってほしいの


「あれあれ。密告があったから来てみれば、へーえ。ふーん」
「なッ、誰が!? どうしてテメェがここに!?」
「いや今言ったよね、タレコミがあったわけ。この辺から変な声がするって」
「そ、総悟ォォオ」
「なんで沖田? ご近所さんかもしれないよ、ちょっと最近屯所からイラヤシイ声が一日中するのよ、子供の教育に良くないからやめさせてちょうだいって」
「そんなわけあるかァァア!? ご近所さんが拷問部屋に面してるわけねぇだろ、ハッ!?」
「掛ったな。拷問部屋で、イヤラシイ声出してた訳だ、土方副長は? 隊士が命懸けで仕事してる最中に、呑気に拷問部屋でイヤラシイ声出るようなことシてたわけね、よーく分かった」
「てててて、テメェずりィぞ! だいたいテメェが可笑しなヤり方ばっかりしてきやがるから、たまには穏やかにフツーのヤり方でキモチくなろうとだな、って何言わせんだゴラァァア、あッ!?」

「フツーのヤり方なら右手があればいいよな。じゃあ脚はおっきく拡げてここに括って、左手は上から吊るして、うん、全裸より下だけ裸で上は隊服乱したほうが雰囲気出るかな。よし、可愛くなった。どうぞ続けて? お構いなく」


ばんッ


「扉を閉めろォォァァア! 閉めて、閉めてください! ああっ坂田副長ぉ、おねがいれすぅ……えぐっ、ごめんなさいッ勝手に弄っ、だってふくちょう、しごとばっかりでっ、俺に、がまっで、ひぐっ、ぐれね、がらぁ……ねっ、さわってえ、ふくちょお! とおしろうのここ、弄ってえ! さかたふくちょ、おねが、うえええ」



すたすたすた


「坂田副長、ハンコお願いしまーす」
「すぐやるから置いといて、ジミーくん」
「はいよっ」


(俺は触らない俺は知らない俺は……)



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あっという間に安全な方に乗り換えジミーくん笑




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