浮気厳禁


【前回までのあらすじ】
 四十八手に挑戦中の坂田副長によって両手首を捻挫した土方副長は、なんやかんやで坂田副長に服を取り上げられた。全裸を強いられた上なんやかんやで坂田副長の命令によりハズカシイ部分を晒す運動をさせられる。副長室には坂田副長に用事がある隊士が次々とやってきて、視姦されたと勘違いした土方副長は勝手にキモチヨくなってしまい、部屋を汚されたくない坂田副長はやむなく外で土方副長のお股を広げてぴゅっぴゅさせてあげたのであった。


「やむなくってなんだ!? わざとしたくせにッ」
「え、あの後も俺仕事なんだよ? いくら俺でも部屋ん中に土方副長のエロい匂いが充満してたら気が散るっていうか」
「仕事だと……! あの後エロ動画見てただろーが!? 隊士集めて俺のハズカシイ動画……うぅ」
「えー土方副長だって見たでしょう。自分を客観的に見てどうです? まぁまたイッてたけど」
「お前がみんなの前でちんこいじるからぁん! ひん」


「ところで土方副長。今日から復帰って聞いてるよ? 今日も休むの?」
「……仕事する」
「会議までは隊服だったのに、もう着替えちゃったの。今日どっか潜伏する予定あったっけ」
「今日はまだ手も本調子じゃねえから、内勤にする」
「じゃあ隊服着よう。公私のケジメはちゃんとつけろって、土方がいつも言ってるんじゃん」
「そうだけど……ちょっと」
「?」


〜一時間後。

「土方副長。なにさっきからモジモジしてんの。ションベンなら厠行けよ。漏らし癖ついてんじゃねえだろうな」
「だっ、誰のせいだと思ってんだァァ!? それにっ小便じゃねえし!」
「ええーさっきから正座なんかしちゃって、膝擦り合わせてモジモジ……あれ?」
「!」
「おいおい今仕事中だぜ。なんでまたちんこ勃たせてんだよはしたない。抜いてこい、厠で」
「勃ってねえし! 年がら年中勃ってるみてえな言い方すんな!? た、勃ってねえからっ」
「そうなの? でもお股が……」
「テメェこそ仕事中にヒトの股間凝視してんじゃねえよ!? どこ見てんだ仕事しろ!」
「へーい」


〜二時間後。

「う……」
「おいおい土方副長。とうとうガマンできなくなっちゃった? お股に手ェ突っ込んで何やってんの」
「つつつ突っ込んでないッ! ちょっと、アレだ、ポジションをだな」
「だって隊服も着てねえのに着流しでチンポジもねえだろ。どうせパンツ穿いてねーんだろうし」
「!」
「えっカマ掛けただけだったんだけど、ほんとにパンツ穿いてねーの。土方副長、いくらちんこ弄りが好きだからって仕事中はパンツくれえ穿い……あ?」
「厠っ」
「へ?」
「厠行ってくるっ」
「行ってらっしゃい。おい厠でそっちじゃねーよどこ向かってんの、なに持ってくんだよ厠に」
「ううううるせーッ、俺の勝手だろ!」
「いやいやいや。土方副長、いくら俺が開発したとはいえ仕事中にクリーム持って厠って。仕事中に厠でアナニーってどうかと思いますけどねぇ。夜まで待てないの? 銀さんがたっぷり可愛がってあげるのに、昼間っからアナニーは感心しない。うん」

「失礼しますッ、土方副長、報告書を持ってきま……!」

「あ、キミ聞いちゃった? 俺からも注意しとくからさぁ、あんま他の隊士に言わないでくれる? 土方副長が昼間っから厠にクリーム持って篭ってアナニーに勤しもうとしてるとか」
「テメェがデマの発信源だよ!? 誰が厠に籠るって言ったよ? 俺は厠に行くって言っただけで」
「しかし土方副長ッ、男子たるものやむを得ない事情があることはあります! 自分決して口外しませんので!」
「オイィィイ!? だから俺は普通に厠行くだけだから! いかがわしいことしに行くわけじゃないから!」
「お言葉ですが土方副長ッ、股間が言い訳効かないくらいハッキリ盛り上がっておられますッ」
「気のせいだ! いつもこんなかんじだッ見縊んなよ俺のサイズ」
「こないだはもっと謙虚でした! 坂田副長に触られてももっと謙虚でした!」
「うううるせぇぇえあ!? 忘れろ、今すぐ忘れろ! 覚えてていいのは銀時だけだッ」
「誤魔化したつもりかも知んないけど、クリーム。なんでそんなの持ってんのさ。お尻の穴に指突っ込むのに必要だからだろ? 厠でおケツに指入れてハァハァしに行くんだろ。ちなみにクリームだとすぐ乾いちゃうよ、アナル専用ローション買ってやっただろ、そっち持ってけよ」
「えっ、ふふ副長がた、アナル専用ローション持っておられるんですか!?」
「当然だろ、土方くんのおケツがしょっちゅう切れてたら仕事になんないもの。優しくほぐして長ーく濡らしといてあげないと」
「〜〜〜ッ、そういう話を真顔ですんなーーーっ! 開けっぴろげに言うんじゃねえッ」
「開けっぴろげにクリーム持って厠に行くのはいいのに?」
「やかましいッ! 厠行ってくるから! 普通に行くだけだからッ」


〜三時間後。

「……っ、」
「土方、なんか隠してることなーい?」
「……ない」
「そう? 気もそぞろって感じなんだけど、もう厠に行かなくていいの?」
「いい……」
「ふーん。いいのかなァ」
「そっそれよりお前ッ、そろそろ見廻りの時間だろっ! 早く行けよ」
「ああ、うん。そうだね。今日はあんみつ食べに行こうかなぁ」
「……」
「あれっ『見廻りは甘味屋めぐりじゃねえーーっ』て怒んないの?』
「……わかってんなら、真面目に見廻れ、ッ」
「じゃあ行ってくるけど、その間土方副長は? 今日そんな書類仕事も残ってねえだろ。その手首じゃ稽古もできねえし、どうすんの」
「……ッ、見廻りのっ、全体計画見直したり……」
「あっそう。やることあるんならいいけど、まだあんま手首に負担掛けんなよ。捻挫って癖になるからな」
「テメェのせいだろが……うぅ」
「なーんか苦しそうだけど。大丈夫? どっか苦しい?」
「ないッ! ないから! 早く、行ってこいよぉ」
「ふーん。じゃあ、いってきまーす」


 キョロキョロ、


「かゆい……腫れちゃっ、どうしよう、銀時に見られたら……」

 ガラッ

「ひぃっ!?」
「見廻り、沖田くんに代わってもらったから」
「あ、あああ」
「なーるほどねえ。一人でお股広げて、何するのかと思ったら」
「ちが……これは、ってホントに代役立てたのかーーっ早過ぎやしねえか!?」
「だってさぁ。どうも朝からだんだんお股がもっこり盛り上がってくるから怪しいと思ってたんだよねー。大事なことだから、確認しねえと」
「仕事しろよぉ……ぐすん」
「ふーん。ほーお。ちんこじゃなくて、そうかそうか、ふーんキンタマだったのか」
「違うぞッ」
「なにが?」
「弄ったんじゃなくて……っ」
「弄ったなんて言ってないけど。なんか疾しいことが……」
「ない! 疾しくないぃ! 恥ずかしいんだよほっとけよぉお!」
「スッゲー腫れてるけどどったの」
「……」
「言えねえんだ? ほら、見せてみ」
「いやだ! 自分で治、あぁっ」
「あらら、これはこれは」
「うう……ぐすんっ」


「刺されてるよコレ。蚊? 一箇所や二箇所じゃねえんだけど。なんでこんなんなってんの」
「だって……昨日ッ、銀時が縁側でぇ……ぐすっ、脚広げたからぁ」
「ああ、あんときか。縁側で恥ずかしげもなくせーえきぶち撒くとこ皆さんに見て頂いたとき」
「お前がわざと見せたんだろ! 俺は見られたくなかったのにぃ……ひぃん」
「嘘ばっかり。見られて気持ちよくなって潮まで吹いたくせに」
「ひいぃ! そんとき、虫に食われちゃっ……」
「……」
「朝から、腫れるしっ、痒くて……! 厠で薬塗ったけどっ、全然効かな……」
「……」
「ひっぐ」
「十四郎。また浮気しちゃったの」
「!?」


「食われた、だと?」
「虫! 昆虫! 人じゃないんですけどぉぉお!? またってなんだァァア!?」
「高杉とキスしたし。幕府のオッサンにいやらしい声聞かせたし」
「それ全部お前のせいぃぃい!」
「虫だろうが何だろうが、こんなとこ俺以外のモンに食わせたのかお前は」
「おめーのせいだろーがァァア!? 何言ってんだァァァ!?」
「俺のせい? 違うね。十四郎、最近ちゃんとパンツ穿いてねーだろ。いつもノーパンだろ」
「ぅ……だって」

「だって、何」
「そのほうがすぐ銀時に触ってもらえるもん」
「そーいうことやってるから余計な虫に食われるんだろうが。やっぱりいくら聞いても十四郎のせいだ」
「えええええ!?」
「お仕置きだな。わかってるよな?」
「ひっ」


「どうしようかなぁ。まずこのパンパンなキンタマ思いっきり掻いてあげるから脚開け。仰向け! それじゃキンタマ見えねえだろうが」
「ひゃあんッ、こう……?」
「そうだ。それで? 言うことあるよな?」
「あ……十四郎のタマタマ、銀時のなのにぃっ、虫に食わせてっ、浮気してごめんなさいっ」
「それから?」
「痒いっ、掻いてぇぇえ! 痒くて堪んないのお! 痛いし痒くてつらいのっ、掻いてくださいッ」
「こんなかんじ?」
「ひゃん! くすぐってえ……ぁ、」
「あれ? ちんこも腫れてきちゃったけど、また虫に食われた?」
「ちが……っ、これは、違うっ」
「昔っから虫に刺されたら毒吸い出すといいって言うよね」
「やぁんそれ迷信……ああああっ吸わないで! いたっ、痛い、ああぁぁあ!」
「ちんこも吸い出さないと、毒回っちゃうかも」
「いやぁぁあああ! 吸わな、で、んあああッ、キモチイくなっちゃ、いやっ痒いよおおお! 痒くて、キモチイッ、ヘンっ、や、ヘンんんん」


「土方副長、先月の見廻り報告書をお持ちしま……」
「だめぇぇぇえ! 助けてっ、おちんぽキモチイのにタマタマ痒いよぉぉお! ぐすっ、イけないっ、痒いの気になってイけないのぉお! 助けてぎんときぃい! 掻いて、掻いてぇえぇええ! おちんぽ吸ってくらはいぃぃい!」
「ここ? かゆかゆかゆ」
「ああああああ! それじゃないのっ、もっと吸って欲しいのーーーっお願いぃぃい!」

「……報告書、ここ置いときます」




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見せるのはいいけど触るのは蚊も許しません。

くるみ様リクエスト
「W副長で[外で、いたしたせいでタマ〇マを
蚊に刺された土方さん。
予想外に腫れたので着流しでお仕事する
土方さん。着流しでもモッコリしてるコトに
気付かない、うかつな土方さんに、
坂田副長が…愛あるおしおき] 」

リクエストありがとうございました!




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