レッツ パーリー!


 せっかく連休が取れたのにすることもなく、行くところといえば万事屋しか思いつかなかった俺は、半ば腹を立てながら万事屋に突入した。銀時は目を丸くしていたが、驚きながらも出迎えてくれた。

「チャイナは」
「月詠んとこ。花火大会があんだとよ」
「行かなくていいのか」
「後から行けたら行くって言ったんだけど、行けなくなった」

 銀時は笑って俺に手を伸ばす。

「行ってほしい?」
「……アホ」

 言葉にするのは気恥ずかしくてできないけれど、当然のように俺を優先する銀時に心が満たされる。

「いつ帰るの」
「……明後日」
「じゃあ神楽にはもう一泊してもらわねーとな」

 言いながら性急に俺の帯を解き、体を抱きしめるのが恥ずかしながら嬉しいと思う。銀時の唇を首筋や鎖骨に受けながら、自然と力が抜けていく。

「布団、行く?」
「いい……っ、もう、ここで」

 部屋にさえ入らず、廊下に押し倒されて背中に冷たい木目を感じる。万事屋ではここがいちばん涼しいし、なんとなく背徳感があって悪くない。

「……っ、あ、」

 外にいちばん近いから、声を殺して銀時を受け入れ、互いに一度ずつ達すると、汗や体液で途端に体が不快感を訴えてくる。

「いっぺん風呂入っか。続きは風呂で」
「……あほ」

 罵る声がどうしても甘くなる。ゴムをつける間が惜しくてそのまましてしまったから、声を出すのに腹に力を入れた途端、銀時の放った液が俺の中から溢れ出る。

「ちょっ、出る出る」
「え、またイくの」
「違……中、から」
「見せて」
「おいっ、やめ」
「いやらしいの」

 だるくて体が動かない。本気で逆らう気もなくて、結局するがままにさせておくと銀時は俺の脚を抱え上げて、今まで銀時が入っていたそこをまじまじと眺める。安いAVみたいで恥ずかしいけれど、この男にされるならなんでもいいか、などと思ってしまう。

「風呂立ててくる。着流し、汚しちゃうから脱いで」

 あまりに性急過ぎて全部脱いでさえいなった。背中のあたりで丸まった着物を銀時が抜き取ると、急に心細くなる。そんな思いに銀時はもちろん気づかず、さっさと行ってしまった。

(疲れた)

 誰も見ていないとはいえ、玄関先で、何も身にまとわず寝転がっているのは如何なものか。そういえば戸は鍵を落としたっけ。誰かが入ってきたらどうしよう。きっとあの男がなんとかするだろう、なんとかすればいいんだ。任せておこう。
 と思ったところまでは覚えている。
 本当にこんなところで眠ってしまったらしい。
 がら、と引き戸が開く音がした。習性で、咄嗟に刀に手を伸ばして

(なんてカッコしてんだ俺)

 完全に、全裸。恥ずかしいにも程がある。

「……土方くん?」

 なんだ。銀時か。いつの間に外に行ってたんだアホ。早く閉めろバカ。

「なんつーカッコで……あれ?」

 あれ、じゃねーよこんなカッコにしたのテメェだろ。せめてなんか羽織るもん寄越せ。つうか後始末しろ。

「土方くん。なんか急に成長した?」

 なに言ってんだバカ。一瞬寝ただけで成長するわけないだろ。

「でも土方くんだよね、こんなやらしいカッコで先生を誑かそうとすんの、土方くんだけだもんね」

 先生? は? なに?

「俺もさぁ。もういい加減我慢の限界なんだよね。どうせセンセーは最後には有耶無耶にしてヤることヤんねえって舐めてんだろ、もう我慢しねえから」
「え、」
「イタダキマス」

 のしかかってきたのは確かに銀髪の天然パーマなんだけれども何かが違う。なんだ、何がどうなってるんだ。混乱しているうちにキスされて、舌を絡められた。煙草の味がする。おかしい。

「テメェ、誰だ」
「あら怖い。銀八先生デス」
「ぎんぱち? おま、ちょっ」

 銀時ではないと聞いたはずなのに、どうにも腑に落ちなくて、その分俺の反撃が甘くなる。耳たぶに吸い付かれて、背筋に甘い痺れが走った。

「ぁ……」
「今さら抵抗すんなよ、センセとエッチしたい!って言ってたの、どの口だ」
「おれじゃ、な……ふぁ」
「土方くんですぅ。大人のホンキ舐めんなよ」

 言う側から銀時に似た男は遠慮会釈なく俺の胸に手を這わす。そこは銀時に散々嬲られ、何も感じなかったはずなのにやたら敏感に作り変えられてしまったところ。触られたら、

「ひあっ! やめ、んあっ」

 銀時じゃないかもしれないのに。でも手つきは銀時と同じだ。揶揄ってんのかこの野郎。そうだ、そうに違いない。別人のフリして俺の貞操観念かなんかを試してるとか。おもしれえ、乗ってやる。

「ぎん、ぱちっ」
「ん?」
「そこじゃなくてっ……もっと、下」

 銀時はしゃぶっていた胸元から口を離し、俺の顔を覗き込んだ。メガネなんかしてやんの。似合……わないでもない。ちょっとドキッとした。それを外してやると、いつもの銀時になる。銀時が、そっと額に唇を押し付けてきた。

「下って、どこ」
「したぁ……んっ」
「ここ?」
「あっ、そこ、それもっと」
「もっと、どうしてほしいの」
「さわ、って」
「触ってるよ? 持ってるだけで大きくなってくんだけど。高校生はお盛んだねー」
「……コウコウセイ?」
「触るだけでいいの」
「いつも、みてえに……っ」
「おいおい、いつ俺がおめーのちんこに触ったよ。おめーのオナネタは知りようがねえんだから、ちゃんと説明してみろ。十五字以内で、最後は『してください』で締めること」
「口で……しゃぶって、くださいッ」
「してくださいになってねーじゃねーか、零点」
「ああッ、口で! ぎんときのくちでっ、キモチヨくしてくださいッ」
「名前ちょっと違うんだけど。ヒトの名前間違うって罪重いからね、社会出たら大変なことになるからね。罰として先に先生のちんこしゃぶれ」

 銀時が体をずらしてきて、俺の顔の前に股間を晒す。いつもと同じ形の、よく知ってるそれなのに、なんだか違う気がして不安だ。もうやめてほしい。ちゃんと銀時だとわからせてほしい。
 抗議する間もなく銀時は俺の口にそれを押し込んできた。味も、いつもと変わらない、はず。

「っはー、キモチイ。お前、上手いな」
「んぐ、んう」
「なんか……上手すぎて引くわ」
「ちゅうっ、んく、んん」
「おい。ちょっと待て」

 押し込まれたものは入れられた時と同じように、いきなり取り上げられた。

「お前、男初めてじゃねえの?」

 その声が真剣に底冷えしていることに俺は仰天する。

「初めてだけど?」

 お前がな。さんざんヤラシーこと仕込んだのもお前だろ。ふ……ふぇら、もってなに言わせんだクソ天パ。言わねえけど。

「天然でこんな上手いの?」
「? 上手いほうがいいだろ」
「そりゃそうだけど……仕込む楽しみっつーか」
「だから。上手くなったんだろ俺はよく知らねーけど。よかったなキモチくて」
「……おめ、ほんとに土方くん?」
「は?」
「まあいいや。初めてっつーならこっち見ればわかるよな。ハイ脚上げてー嬉しハズカシM字開脚ぅ」
「?」

 なに言ってんだこいつ。そこ見てももうわかんねえよ、テメェがさんざんヤりまくったんだから。別にガバガバとかじゃないから。そういうんじゃないから。
 だが男はピタリと動作を止めた。しばらくそのまま固まっていたが、やがて手を伸ばして入り口に触れた。ひく、と体が反応するのはテメェのせいだから。俺悪くねえから。

「……土方、」
「なんだよ」
「誰にやられた」
「はあ?」
「ごめん、俺……っそうだよな、裸でこんなとこ転がってるってよく考えたらフツーじゃねえわ、おめー準備室行くと毎日裸で転がってるからなんかフツーかと思っちまったけどフツーじゃねえわ、つうかこんなカッコどこでもかしこでもしてんじゃねえよ! 準備室なら俺しか入んねえけど! 外でこんなカッコしてたら皆さんにヤられちまうに決まってんだろよく考えろ、そんで誰にヤられた」
「おめーだよ」

 なんかアホらしくなって起き上がった。スパーンと頭を引っ叩いてやったら、簡単に銀時は吹っ飛んだ。大袈裟な。こんなん挨拶程度だろ。

「風呂は。溜まったのかよ」
「へっ?」
「風呂溜めに行くっつってたろ」
「言ってねーよ」
「は?」
「へ?」
「「お前、誰?」」


 俺は今、坂田銀八とかいう男に借りた白衣で体を隠している。
 銀時じゃなかった。銀時に似てるけど銀時じゃなかった。ていうかここどこ。万事屋の廊下に似てるけど、家主がいない。
 男は高校とかいう教育機関で教えてる奴なんだそうだ。俺は要するに寺子屋の師匠に手篭めにされかけたわけだ。

「弟子に手ェ出すたァ師の風上にも置けねえ野郎だ! 叩っ斬ってやる覚悟しろ」
「やだ。覚悟しません」

 銀時とは別人なのに、態度のデカさは銀時並みだ。同一人物と言っても過言ではない。

「キミは真選組とかいう警察の副官なのね」
「副長」
「ハイハイ。真選組って、ほんとに新選組って字じゃねーの」
「新しく選ぶってなんだよ」
「俺に言わせりゃ真に選ぶってなんだよって話だけどまあいいや、固有名詞争ってもしゃーねえし」
「??」
「俺の土方くんはビッチビチの十八歳なんだけど」
「ピッチピチな」
「もういいよあの子ビッチビチで。なんなの全裸で死んだふりすんのって俺を待ってたんじゃないの。俺が好きで襲ってほしいって嘘なの」
「知らねーよそんな土方くん!? そらビッチビチでいいわ、むしろビッチビチだわ」
「俺の土方くん貶して辱しめていいの俺だけだから。似ててもおめーは言う権利ねえから」

 この坂田も銀時とたいして変わりはないらしい。でも俺のツッコミで吹っ飛ぶ辺り、コイツ弱いけど。銀時より。
 こいつも事態はよくわかってないということだけはわかった。ひと頻り互いに事情聴取して話題がなくなると、銀八は俺をジロジロ見始めた。

「なんだよ」
「いやエロいなーって」
「何がだ!?」
「ハダカで俺の白衣だけ羽織ってるってさぁ、カレシのワイシャツ着てる全裸の女の子並みの破壊力じゃね? そら坂田銀時サンも玄関開けたら二分でアハンだわウン、廊下で押し倒したくもなるわ」
「だから!? テメェとはヤんねーからな!」
「またまたぁ。ヤりかかった船って言うじゃん」
「それでも国語の師範!?」
「いいじゃんいいじゃん。土方くんって言うくらいだからソッチも好きだろ」
「やーめーろーよー」

 銀八が身を乗り出したとき、また玄関が開いた。慌てて白衣の前をかき合わせて侵入者を見ると、

「……銀時?」
「おーそうだよ。動くなっつったろ」
「……坂田、銀時サン?」
「さっき会ったばっかでもう忘れんの。頭ダイジョーブ?」

 そいつはやけに若かった。ガラスのジェネレーション、と銀八が呟いたけどこいつは頭パーだからほっとく。

「あれ? 髪切った?」
「多毛さん!?」
「や、長かったよなさっき。おいおいヤケ起こしちゃいけねーよ、高杉は追っ払っといたから。無闇に歩き回んなきゃ大丈夫」
「高杉? いるのか」
「さっきのチビが高杉な。おめーに目ェ付けてたから、ほっといたらヤられちゃうよ。あいつタチのときはドSだから。酷い目に遭うから」
「え? なに?」
「俺にしとけってこと! 高杉ほどヒデーことしねえから。ちょーっと縛ったりはするけど」
「縛っ……てなに?」
「溜まってんの俺も! 連戦だから解消する暇ねえの! おめーみてえな仔ウサギがピョコンと紛れ込んできたらそりゃあ」
「そりゃあ?」
「イタダキマス」

 言うが早いか銀時は銀八をするりと躱し、素早く俺に馬乗りになって前を広げた。

「ひゃーキレイな体。南無南無南無……」
「何やってんだァ!? 退け、!?」

 若いからと見縊ったのだが銀時はビクともしない。それどころか余計に俺を床に押し付けて、手首を捉えられ、宣言通り奴の鉢巻であっという間に縛り上げられた。

「ちょっ、ほどけ!」
「いいからいいから。さて、男の子でも乳首感じるのかなー?」
「あっ、やめ、ひぃん」
「感度良好。いいねいいねー」
「やだ! お前、銀時じゃないっ」
「銀時だってば。あれ? 本名知らないとか? 白夜叉ってのは通り名で、名前は坂田銀時ってーの。白夜叉なんて本名の訳ねーだろ厨二病じゃあるめーし」
「?」

 この銀時は本物の銀時みたいだ。でもなんか違う。触れ方も乱暴だし、確かにキモチイけど……ってしっかりしろ俺。

「あれ。やっぱヤられちゃった?」

 銀時もまた、俺の脚を抱え上げて奥を覗き込み、首を傾げる。こいつは銀八と違って容赦なく、素早く中に指を突っ込んできた。

「あ……っ、や、」
「うわあドロドロ。高杉? 辰馬? え、まさかヅラ?」
「ちげえ、っ……抜け、抜い、んあっ」
「オイオイちょっと。無視はねえんじゃねーの」

 さすがに黙ってられなくなった銀八が口を尖らせて文句を言い出した。

「兄ちゃんさぁ。俺が先なんですけど」
「え、誰アンタ」
「つーか似てね? 俺たち」
「気のせいじゃね?」
「マジ? ま、どっちでもいいわ。えーっと、キミが坂田銀時くん?」
「そうだけど」
「ならさっき土方くんとヤったよね。次は俺でいいよね」
「まだヤってないし。つかアンタ誰」
「坂田銀八でーす、ってもっかいやり直すのかよ」
「こいつ、ヒジカタクンていうの?」
「なんだよ、名前も知らねーのにヤろうとすんな」
「ええー。だって戦場ど真ん中にエロいのが刀も差さずにフラフラしてたら、そりゃヤっていいと思うだろーが」
「オイィィ!? 当人そっちのけで妙な相談すんなァァァア!」


 坂田銀時、年齢不詳。だが見た目は十代で間違いない。何より俺を知らないということは、さっき風呂の用意しに行った銀時ではないってことだ。
 銀時は銀八に責め立てられて渋々俺の上から退いた。俺は急いでもう一度白衣の前をかき合わせようとしたが、手を縛られてるから上手く出来なかった。

「ほらぁ。アンタが邪魔するから、ヒジカタクンまた服着ちゃったじゃん、どうしてくれんの」
「脱がせればいいじゃん」
「そっか。あ、手首縛っちまった」
「じゃあおめー押さえてろよ。さっき俺、この子に突き飛ばされちゃったんだよね。おめーの方が力強そうだから」
「なんだ、アンタ話せばわかるじゃん。ほらヒジカタクン、ちょっとおとなしくしててな」
「ふざけんな! するわけねーだろ、ちょっ、離せ!」
「ほれセンセー、チャチャッと脱がせて」
「おうよっ、と。土方くん暴れっからハズカシーお股全開だよ? いいのかなー」
「俺は大歓迎デス」
「歓迎すんなァァ! ちょ、やめ、やめろよぉぉお……」

 銀八のほうは屁でもないのに銀時には敵わない。こんなガキなのにやっぱり敵わないなんて情けなさすぎる。ずいぶん抵抗したけど、俺はまた丸裸にされてしまった。

「ぐすっ……やだ、あっち行け」
「まあまあ。そう言わずに」
「おいどっちが先にヤる?」
「え、いっそ3Pでよくね」
「そうだな! さすがセンセー」
「全然さすがじゃねえよ! 触んなっ、やめ、あ……っ」

 後ろから銀八に抱きすくめられると、銀時と違うと確信出来なくなってくる。しかもこいつは力技に弱い。あんま暴れると怪我させてしまうかもしれないと思うと、なんだか抵抗しきれない。銀八は後ろから俺の胸を弄くって、それが銀時の手つきによく似ていて、

「わあ。乳首でちんこ勃った。舐めちゃおーっと」
「や! やだっ、ふぁ」

 銀時が俺の前に跪き、勃ち上がったものを口に含む。やっぱり俺の知る銀時より乱暴で、いきなり歯を立てたかと思うと傷口を舐める獣のようにしつこく一か所だけを舐め続ける。

「ひゃん……も、そこいやぁ……」
「銀時くん、そこやだってさ」
「じゃあどこがいいんだよ。言ってみろ」
「や、もうしないで……っ」
「「そりゃダメだ」」

 酷い。酷すぎる。銀時なにやってんだ。助けて。

「土方先生!? おいテメーらっ、先生から離れろ」
「へ」
「あ?」
「……っ」

 気がつかない間にまた誰か入って来たらしい。今度も銀時にそっくりだ。ていうか銀時だ。でも、やっぱり若い。それに、なんだか弱そうだ。


「えーっと。君、高校生?」
「うん。あれ? 俺に似てね?」
「似てません。俺は先生だもん」
「えっ先生なの!? じゃあ俺じゃねーや。アンタは?」
「坂田銀時。ヒジカタクン拾ったからイイコトしようとしてんの」
「え? 土方先生……だよな」
「たぶん違うと思うよ。真選組の副長って言ってたし」
「新選組?」
「だよな! 俺もそっちだと思うんだけど、違うんだって」
「で、アンタたちなにやってんの」
「「土方くん」「ヒジカタクン」とイイコトしようとしてんの」
「ええー!? ずりぃよ俺なんか土方先生に卒業までそーゆうことしないって言われて何度もぶん殴られてんのに!」
「いやその土方先生正しいから! よかったよマトモな俺がいて!」
「おめーらそれでも銀タマついてんのか。男ならヤるときはヤれ」
「だって俺んとこの土方くん、変態だけど高校生だし」
「えっ高校生の土方先生って変態なの!? 羨ましい……」
「この土方くんも最初っから裸で転がってたし、アソコからイヤラシイ汁垂らしてたし、変態ってことでいんじゃね?」
「良くねーわ!? テメェらの親玉みてえな銀時にヤられたんだよ! テメェらのせいだから!」
「そっちのおめー。俺みてえな面しといてさぁ、その年でもしかしてチェリー? やめてくんない恥ずかしいんだけど。せめて遊郭行けよ」
「遊郭ねえんだよ俺たちんとこ……坂田クンとこもないよね?」
「ないない! ソープってとこはあるけど高校生の小遣いじゃ無理無理」
「コーコーセー? 小遣いって、まだ貰ってんのお前」
「貰ってるっつーか。バイト」
「バイト? なにそれ」
「あー、こっちの銀時くんはバイトどころじゃねえ生活みてえだから。でも遊郭はあんの?」
「ある。でもここんとこ遊郭から遠いとこでドンパチやってっからよー、溜まって溜まって」
「オナネタとかねーの? 俺は土方先生だけど」
「ねーな。そんなときにあんなの拝んでみ?」
「こっち見んなァァァアァア!?」

 銀時がもう一人加わっても事態は好転しなかった。それどころか悪化した。

「じゃあドーテーの銀時くんに、先生が懇切丁寧な授業してあげよう。ハイそっちの銀時くん、M字開脚で縛って」
「しょうがねえな。俺にもヤらせろよ」
「ドーテーくん先でいいだろ。譲ってやれよ」
「マジ!? うわあ……想像の百倍やらしいわ、イタダキマス」
「いきなり突っ込むなよ。この土方くんはもう濡れてるけど、キミの土方先生は濡れないからな」
「え。なんで濡れてんの」
「なんかぁ、俺たちより先にヤった奴がいるみてえ。高杉だと思う」
「ええっ、高杉も土方先生狙いだったの!?」
「安心しろ、たぶんおめーの知ってる高杉と違う高杉だから」
「そうなの? で、どうすればいいんだよ」
「本当は乳首とか弄ってキモチヨくしてあげたほうがいいんだけど、乳首は俺に触らせろ」
「じゃあ俺、ちんこ」
「俺は?」
「「ケツマンコ」」
「いやあああああ! やめろテメェら、ほんと、ちょっ、やだ……あっ」
「そうそう。初めてにしちゃ上手いじゃん」
「土方先生、キモチイ?」
「やっ、キモチくね……っんあ! ダメ、そこダメ! ひぁ」
「前立腺当たったみてえだよ。もうちっとこう、優しく押す感じで」
「こう?」
「あ、やめっ、ぎんときぃ……たすけて」
「「やだ」」
「ずりーなおめーら。銀八は? ほら土方くん、銀八助けてって言ってみ?」
「あんっ、ぁ、も、やだっ、止めてぇぇえ! イク、出るぅ」



「土方。ひじかた」

 誰かが優しく俺を揺する。

「こんなとこで寝ちゃだめだよ。こんなカッコではしたないでしょうが」
「いや……も、許して……っ、も、できない」
「土方!? おめ、なんつー寝言を……おいおい一回じゃ足りねえのはわかるけど、お漏らしするほど溜まってたのかよ。ひじかた、起きて? お風呂で続きしよ。いい子だから」

 いろんな銀髪が俺の肌を弄って、代わる代わる入ってくる。もうできない。ぎんときたすけて。



「助けたげるってば。十四郎、起きて……ずいぶん疲れてたんだなぁ、かわいそうに」



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夢オチ……だといいね(笑)

る〜様リクエスト
「色々な坂田さん(原作銀さん+α)に
可愛がられる副長」

リクエストありがとうございました!
やり直し請求承りますm(_ _)m





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