かつてこの島には人が存在しなかった。
大陸の辺境にある島。そんな島にある日、何人かの人が移住してくる。
家を奪われたもの、自らここへきたもの、運命に導かれたもの。
人はそこで生命をはぶくみ、子孫を続けて行き、村や町までできだした。

島には学校がなかった。
それを残念に思った大陸の人間が集まり、島に『学校をつくろう!』と言いだす。
島のあちこちに何校か学校ができだすのと同時に子供の数も増え、どんどん学校も増えていく。

そしてこの小さな村にも学校が作られることになった。
ようやく開校し、小さな村の人間はどれほど喜んだことか。
近くの学校に通える喜び。楽しみ。幸せ。
そんな新設校もたくさんの苦難を乗り越え、一年がすぎた。



それと同時に不吉な夢も始まっていた・・・



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