How to meet songs
※ライブハウスへのご予約方法

はじめに


最近「初めてこういった予約でライブに行きます。何かルールなどありましたら教えてください。」と言われることが多くなったので、ここで私なりの解説をします。
私も最初は「どうやっていくの、ライブハウス怖すぎ」と思っていたのでご安心を!ここで少しでもライブを楽しんでもらえる人が増えれば幸いです。私の4年間で培った解釈を書きます。どうでも良いですが私はライブハウスで温かい珈琲を飲みながら、歌って、笑って、終電の1本前に帰ります。どんちゃん騒ぎをするだけがライブハウスではございません!yo!騒ぐのも好きですyo!


ご予約について


多分2パターンあります。
<1、店の案内に従うという方法>
気になるイベントを見つけたら参加したいですよね。投げやりですが、まず開催場所のHPを検索してみます。その案内に従ってください。この方法が比較的簡単だと思います。お店に直接予約する形になるか、チケットぴあなどのネットから予約に誘導されることが多いです。

<2、取り置きをする(これがちょっと難しい)>
ミュージシャンのHPや、イベントアドレスから予約するパターンです(大きい会場でない場合予約人数を一括で把握したい時は会場予約なしにしている場合があります)。これはよく「取り置き」と呼ばれるものです。これにソワソワする方も多いかと思います...私は今でもドキドキします。
基本的に取り置きというのはミュージシャンや、スタッフ本人がご予約のお名前を控えておいて当日お店の受付に知らせています。私でいうとHPに ご予約ページを作っているので、ここから『日時、予約人数、ご予約名』を案内に従って記入してメール送信してください。送信後は記入したアドレスに完了メールが届くので安心していらしゃってください。値段は"前売り"と同じ値段です。(私の場合は"当日"と書いていない場合、HPに表記している値段です。)
基本的に前売りの予約についてはイベントの前日まで予約を受けつけています。



<これを読み解いてみる>

たとえば、こういったことが書いてあるイベントだと
ーーーーーーーーーー

2016年13月30日(日)
at.ooo
open18:00 start19:00
前売り¥2000+1drink
当日¥2500

ーーーーーーーーーー
事前に取り置きをした場合は2000円がチケット代、それに加えて当日に会場にて別途ドリンク代(500〜700円)の合計金額をご用意ください。会場受付にてお支払いただきます。予約せずにお店に向かうと2500円に別途ドリンク代が必要になります。
意外とまとめちゃうと簡単ですね。【予約→スタートに来る→ライブを楽しむ→帰宅】という流れです。スタートに必ずいないといけないという事はないですが、最初から観ているとと1日の流れが見れて面白いかもしれません。良い席を確保したい場合はぜひオープンまでにいらしてください。


<当日券について>
「当日に上手く間に合えば行きたい!」という方もいると思います。完売が目に見えているイベントでは買っておくことをお勧めしますが、お店のHPやツイッター店頭の看板にSOLDOUTと書かれていなければ当日券があると思います。前売りより基本的に500円ほどお値段は上がりますが入場可能です。「当日で観に来ました」と受付に仰ってください。


<席の指定について>new
それこそ大きな会場では指定席はありますが、基本的には自由席もしくはスタンディングです。ご自身でぜひ好きな場所を選んでいただき楽しんでもらえたらと思います。


<ドリンクチケットについて>new
受付にてもらえるドリンクチケットは、バーカウンターで一杯好きなものと交換できます。交換するタイミングはいつでも大丈夫です。お店によっては美味しいご飯もあるところも多いので、ぜひメニューを覗いてみてください。


<キャンセルについて>
キャンセル料は発生しません。ですが、小さい席のお店で「事前に分かってれば他の方が来れたのに...」とかいう事が起きてしまったり、場所によっては集客人数でお店からの謝礼金の金額も変わってしまうので どうしても来れなくなってしまった場合、事前にお知らせ頂けると嬉しいです。怒ったり気を悪くはしませんよ!



ひとりQ&A


<わたしが動揺した謎言葉>
・店頭に書かれがちな当日の値段を意味する謎の表記"door"
・店頭に書かれがちな前売りの値段を意味する謎の表記"adv"
(ミュージシャンにもこの英語の意味を教えてくれる人はいませんでした)


<どなたを見にこられましたか?問題>
事前支払でない場合は基本的には、会場の入り口付近に受付があり、そこで支払をしていただきます。その際スタッフさんに「誰をみにきましたか?」と言われるかもしれません。
それは出演者が取り置きリストをそれぞれの紙に書いてお店に提出しているので、何処にご予約の名前を書いているか探したいからという事が多いです。あとただのアンケートという意味で聞いてる場合もあります。『中村佳穂で予約しています。ooです。』とお伝えください。

※どうでもいい中村佳穂エピソード
私は最初にライブハウスの取り置きを経験したのは丁度4年前位前、大好きなシンガーでギタリストである人を下北沢に見に行こうと思って、スーパードキドキしながら、お店に入ろうと思ったら、お店の看板が小さくてまず探せない。前売りの意味がわからない。受付のお姉さんに「誰みにきました?」と言われて"ooさん"と答えるも、理解してもらえない(バンドで出演していたので個人名ではなかった)という事で、ちょっと本気で泣いた事がありました。怖くて。ライブは楽しかったですが、初めての人に怖い思いはしてほしくないなぁ。と心から思いました。




<子供を連れてきても良いか>new
もちろんどうぞ!と私は思っていますが、会場によっては音が大きかったり、終演時間が遅いイベントもあります。なのでご自身の判断できていただけると嬉しいです。
大体何処も小学生以下は無料です(詳しくは会場にお問い合わせいただけると確実です)。私のスケジュールでは少し詳しめにイベントの詳細や感想を書けたらと思ってます。お昼のイベントととかは主催者さんが意図的にご家族で来てもらえるように意識しているイベントも多いように思います。
※大きい音の会場でも耳栓をしてライブを楽しむという方法もあるので(専用の耳栓があって適切な音の大きさになるそうです。子供連れのミュージシャンは耳栓やヘッドホンをしている子供も多いですよ)きになる方は是非一度調べてみてください!


<スタッフが怖い>new
そうですね、たまにありますよね。こちらは緊張してるのにお店の人に冷たくされるとほんとこわいですよね。フォロー出来るとするとスタッフ達にとってライブハウスは「日常」すぎて、お客さんの「非日常」感を受け取れていないんだと思います。
けどこういうのってスムーズにいかないと、特に一人で行った時に心が折れたら、音楽の聴こえにも影響しますよね。私はそういうのすぐに心が折れるタイプです。そういう時はこころの中でつぶやいています『ここは外国だ』と...これで意外と幾分か気持ちは楽になるはずです。私ももう「日常」になりつつあるので、常に気をつけている課題です。



<最後に>

歌はやはり直接聴くのが一番だと思うのです。高校の頃のよく覚えている思い出は「歌を人生かけて歌いたくなった」と仲の良い友達に告白した放課後、音楽室で緊張しながらピアノ弾きながらカバーを歌って、みんなはただニコニコ聴いてくれてた事。「いいじゃんがんばれよー」なんて言ってくれて、最後はピアノの周りをキャンプファイアーみたいにぐるぐる回って。「目が回るじゃん」なんて照れて言いながらも、すごく嬉しかった。私はその景色の延長線にいつだっています。
歌が欲しい時に聴ける環境でありますように!なにか疑問があればここで答えてきたいと思うので、予約メールでご質問くださいね。

2016年5月13日
中村佳穂より









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