「嘘吐きは泥棒の始まりです。」


嘘ですよね。そんな事、あなたが嘘吐きですよ。まったく。
嘘吐きが泥棒になってしまうなら僕はもう歴史に残る大泥棒になっているに違いない。
そんな事で歴史には残りたくないから今後嘘は吐かないでおこう、など思う奴がどこにいる。
ここには決していない事は確かだ。もしかしたら世界のどこかにはいるのかもしれないが。


なぜ嘘がいけないのだろうと思う。嘘は決して悪い事ではない。
が良い事でもないのは確か。場所によって変わるものだろう。
TPOだよ、家庭科の。時、場所、目的。


嘘を吐く時。時は大事だ。大きな会議で嘘を吐けばそれでおしまい。人生の終止符を打つ事になる。少し嘘を交えてみた。
あとは場所。会議って場所に入るのではないか?まぁ時と場所は同じくらいでいいだろう。
残る敵は目的だ。


何のために嘘を吐くのかというのはけっこう大事な部類にはいるのではないか。
たとえば、人を守るために自分がやったと嘘を吐く。
人を痛めつけるために嘘を吐く。ただ意味もなく嘘を吐く。


僕の大半は3つ目に分類される。1つ目みたいな嘘を吐いてみたいものだが、生憎僕には守るべき人がいない。残念極まりない事だ。本当ですよ真実ですよ。


いろいろ総合的に考えると嘘は一概に悪いとは言えないだろう。
学校の教育は間違っている!嘘が一概に悪いとは言えないじゃないか!
ただ良いとも言えない!以上。いや終了しませんけどね。


嘘が悪いなら僕は犯罪者級の悪人だ。
この文の中にいくつの嘘を吐いたのだろうか。
数え切れない程の嘘を吐いただろう、それから本当の事も少々。


嘘は人間が会話するにあたっての一種の調味料なのだ。
真実と嘘を混ぜたらおいしい味が出来上がる。しかし少し身体に影響を及ぼす可能性があるので調味料の使いすぎには細心の注意が必要だ。


この文章で何が言いたかったのかというと
「嘘月には嘘を吐いても誰も咎めないらしいよ。」
という事を言いたかったのです。


あ、もちろん嘘ですけどね。



嘘月の月が昇る日に









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