▼ 宮地清志の前に電波系ぼっちが現れた!

「お前友達いないのか」
「まぁ」
「なんで」
「私が人を寄せ付けない気を張っているからです」
「は?」
「不良さんは友達いるんですか?」
「おいコラ不良ってどういうことだ。不良じゃねーわ」
「金髪=不良」
「また古典的な」

懐かれました。

「宮地は不良じゃないんですね」
「最初に言っただろ」
「宮地は私の友達ですか?」
「は?」
「宮地は私の友達ですか」
「…は?」
「宮地は私の「いやもういいから、わかったから。友達だから。」

授業が終わりました。

「宮地、宮地」
「あ?」
「英語教師が私に謎の呪文をかけてきます怖いです」
「あーはいはい、英語教えてやるから」

お昼休みになりました。

「宮地、宮地よ」
「なんだよ」
「私は卵焼きを食べないと死ぬ身体なのです」
「素直にくれって頼めよ…ほら」
「うまいです(モグモグ)」
「…あっそう」

不審者に会いました。

「宮地」
「なに」
「さっき見知らぬ男子生徒に笑いかけられました。怖いです」
「おーよしよし。でもそれ怖くないから。で、どんなやつだった?」
「笑いかけてきたのはデコ丸出しのチャラ男で隣に緑の眼鏡男子がいました。ぬいぐるみがファンシー」
「悪いそれ俺の後輩だわ」

後輩を紹介されました。

「やっぱり!宮地さんとよく一緒にいる人だって思ったんですよー!」
「(ビクッ)」
「お前あんまり怖がらせるんじゃねーよ」
「えっどこら辺?どこら辺が怖いんすか?」
「(ビクビクッ)」
「えっ」

もう一人紹介されました。

「…緑間真太郎です」
「(コクコク)」
「真ちゃんも怖がられてますよね?」
「いや全然。寧ろ懐く勢い」
「!?」

占い信者同士(?)でした。

「緑間も占いが好きですか」
「…おは朝に限るが」
「名前も占い好きなのか?」
「古より伝わる伝説の技法を使って毎朝「ちょっと黙ろうな」
「自分から聞いたくせに…」

高尾のここが怖いのでした。

「にこにこ怖いです」
「そこ!?そんなー!名前さん俺とも友達になってくださいよー」
「宮地がいるから結構です」
「名前…(きゅんっ)」
「二人ともいきなりフラグ立てるのやめてもらえます?」

かわいいもの好きでした。

「緑間、そのぬいぐるみを此方へ寄越してください」
「…汚すんじゃないのだよ」
「ありがとうございます。…ウサギさんかわいいですね…ふかふか」
「(かわいい…)」
「(宮地さんが和んでる…!)」
「…宮地も触りますか?」
「ばっ、お前がかわいいとか思ってるわけじゃねーからな!?」
「はい?」
「宮地さん!ここでツンデレ!!」


(こんな感じのゆるゆる進むほのぼのストーリーでっす!)
(基本的に二人がイチャついてるだけなのだよ)
(おいなんでお前らが説明してんだよ!轢くぞ!)

―――

綾ちゃん見て電波かわいーなとか思ってたらPCのキー殴り打ってました。でも電波わかんない。
高尾緑間よく出てきます。大坪とか蜂蜜トリオとかも絡ませられたらいいです。でも蜂蜜トリオは無理そう。


130124
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