なんかちょっとあんまり調子よくないかも、という理由で早めに配信を終えたコヅケン。
配信画面を閉じ肩をぐるっと回した研磨は半分しか減っていないエナジードリンクを勢いに任せて飲み干す。


「ごめん…ちょっと、いい?」
「!どしたの」
「仕事の手、止めれる?」
「ん、だいじょぶ」
「入るね」

自室にいた彼女は昇降デスクを高く上げ、立ちながら仕事をしていた。
断りを入れて部屋に入り込む。

「配信、おわってたけど…調子、よくないの?」
「んーそうでもないけど」
「?」
「ちょっと、ごめん」
「…ぁ、わわ…っ」
「……ね、いい?」
「っ!…ぁと…えっ、と」
「…ごめん、無理って言っても…むりかも」
「え、ぇっ…ぁ、ぅ…」
「ふふ…かわいいね」
「ひっ、!?」
「…ベッド、借りるね」
「っ……は、ぃ…」


おねだりという名の捕食




ぎらつく獰猛な研磨さんっていいよね。


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