外出していた研磨は帰宅早々不機嫌そう。
「外あ"っづい…!!」
「おかえりなさい」
「なんなの日本の夏暑すぎない?」
「わざわざ暑い日におでかけしなくても…」
「汗かいた…サイアク…」
真夏日を余裕で越える外はジリジリと焼き尽くすような猛暑。
タクシーから家までのほんの数メートル歩いただけなのに玉のような汗を額から流していた。見かけによらず代謝がいいのは昔の名残。
ハーフアップにしていた髪ゴムを解き全てまとめて結えると白いうなじがちらりと髪から見え隠れする。
「な、なんか…けんま、」
「なに?」
「…い、いわないっ」
「気になるんだけど」
「……わっ、こっちきちゃ、だめ」
「え、」
「きけんをさっちしました」
「なにそれ」
なんかいつもより、色っぽい…
浴衣ガチャ見ましたか(ハイドリの話)
髪結え研磨さんが美しいなということ。
これは大人バージョンな小ネタでしたが、研磨さんのうなじは色っぽいに決まってる()