二口くんと彼女
『1時間身体が密着していないとでられない部屋』

「ん、おいで」
「はーい」
2人きりでいるとしょっちゅうくっついてる2人にとって1時間は日常。
山場も全くなくぎゅうぎゅうしながらお喋りしてるだけで出られちゃう。


赤葦くんと彼女
『ヤキモチを妬かないとでられない部屋』

「京治くん、この前告白されてたでしょう」
「!!や、あの…もちろん!ちゃんと断ったよ!!」
「………私も、告白された…」
「…は?どこの誰。名前は?学年は?どんな顔?彼氏いるって知ってて近づいてきたの?ありえなさすぎる…何もされてないよね?」
彼女がするかと思いきや。嫉妬は赤葦くんのマストステータス。実はもう最初っから開いてる。
(そもそも別に出られなくても良い赤葦くん。)


孤爪くんと彼女
『お互い、相手が自分にして欲しいと思っていることを当てて、それをやらないと出られない部屋』

「「…ゲーム」」
「ここなんもないじゃん、テレビ用意しときなよ…」
「ぁ、スマホ…つながるよ」
「仕方ないから今日までの限定クエ行こ」
「うんっ」
ブレずにゲーム。大画面でやりたい派の孤爪くんは運営(?)に文句言う。なんだかんだ普通に盛り上がる。


角名くんと彼女
『飴を二人で舐めないと出られない部屋』

「飴2個あるけど」
「じゃあ2回できるよ!」
「……(大人しく1人1個ずつ舐めるわけないか)」
「りんたろ、んぇ」
「はいはい」
舌に乗せた小さな飴をキスしながらぺろぺろ舐め合う。最後面倒くさくなって飴を噛んじゃう角名くんに最後まで舐めたかった…と拗ねる彼女。
扉開いてもご丁寧に2回する。結果口まわりべたべた。



こんな感じの彼と彼女達。



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