いいよ、愛は永久に紡いでゆくものだから
( August 18th 20:24 )
夏コミに行ってきました。
初参加でぼっちでした…(´｀)
あまりにもあれだったので並んでるときはずっと小説を読んでいました。
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小川洋子の文章はしなやかで読みやすくて好きです。
さて、私の友達の少なさがお分かりいただけたところで買った本の感想なんかを書いていきたいと思います。
：)その1『それが声優！鈴ちゃんと神谷さん』
神谷さんを知ってる人が読んでも知らない人が読んでも、このひとの作品やそれに関わる多くの方の想いや努力を背負って前に立つ誠実で謙虚な姿に心打たれるのではないかと思います。内容としては声優という職を一生続けられるか悩んでいる鈴ちゃんに神谷さんがアドバイス…というか考え方のヒントをくれるお話なのですが、声優という職業に限ったことは無く、自分に任された仕事や立場に責任を持つことや、仕事は自分ひとりだけで成立しているものではなく、多くの人が関わった末に自分の仕事があるという自覚を持つことの大切さを教えてくれたような気がします。少なくとも私はそう感じました。
神谷さんが好きなひとにとっては、言葉の使い方や真面目な会話の間に挟まれるちょっとおちゃめな一面も、すべて神谷さんだなぁと感じられて、神谷さんのことが好きな人が描いてくれてるんだなって伝わってきてとてもうれしくなりました。
あとがきまで神谷さんは素敵だし、ほんとに、何度も何度も思うことだけれど、私神谷さんを好きになってよかったなと改めて感じました。
会場のおまけだった折本には、うれしい言葉がずらずら並んでて、読んでて泣きそうでした。神谷さんは、声優という職業は信頼関係のうえに成り立っていると仰っていましたが、まさしくそうなんだなと。神谷さんが原作を大事にしていることや、作品に対する真摯な姿勢や、仕事に対する想いは私が思っていたよりもずっと深くて、なんていうか、もう、好きにならずにはいられない。
私の好きな人はすごいひとなんだと、誇らしい気持ちでいっぱいです。
最初から最後まで、ほんとうに素晴らしい本でした。暑さとか眠気とかに耐えて何時間も待って買う価値アリでした。
畑先生とあさのさんには最大の感謝を！
：)その2『ウィザード★ドンナ』
｢ガリレイドンナ｣と「ウィザードバリスターズ弁魔士セシル」のスタッフさんやキャストのお疲れ様本。私おそらく梅津監督に手渡してもらったと…思います…背が高くて紳士的な印象でした。とてもかっこよかった…！！
で、神谷さんは「ガリレイドンナ」のシシーニョ役として寄稿。
キャストのみなさんはほとんど、というか全員イラストや手書きのコメントだったのですが、なんと神谷さんは『梅津監督とシシーニョについて』というnot直筆の長い文章でした。ちょっとびっくりしながら読んでいたのですが、神谷さんらしい文章でオーディションのお話やアフレコでの印象に残った出来事などを書いてくださっていて、くすっと笑えるけれど作品やシシーニョさんに対する愛情が感じられる内容でした。
贔屓目はあるとは思うんですけど、でもそれでも神谷さんの書く文章は素敵だなと私はいつも思います。いつだったかスネオヘアーさんに向けてメッセージを書いていましたが、そのメッセージも素敵で、何度も読み返しました。
今回もそんな感じで、言葉の選び方とか話の持っていき方とか、好きだなと思いました。
今回の本ではスタッフさんがキャラクターのイラストをたくさん描いてくださっていて、両作品見ていた身としては堪らない一冊でした(ガリドンもセシルも登場する女の子たちがかわいくって大好き)！なんといっても最後のページのシシーニョさんはイイ男過ぎる…イケメン最高…！！
小野くんや力也ちゃんからのコメントでは笑わせてもらいましたし、女の子ちゃんズのコメントやイラストにはほんわか出来て、とっても楽しい一冊で、こちらも買って損ナシでした^^*
長時間並ぶのとか人込みとか慣れない土地とか、私の中の不安要素はたくさんあったのですが、神谷さんキッカケでまた新しい世界に一歩踏み込めて楽しい夏コミでした〜！
今度はもっと心に余裕を持って行きたいです(笑)
日記タイトル：白猫と珈琲