裏道 | ナノ


ぼつにっきー








人、ってのは大体裏か表かで分かれる。

それはどこの世界も同じで、常に裏か表か、どちらかである事を強いられる。

まぁ、そんな俺は裏を強いられた人間だけども。

一応表の人間もやってるんだぜ。





「あ、おさ」

「その名前で呼ぶな」

「冷てぇなー俺にナンか恵んでYo!」

「だが断る」

「酷っ」



基本的に誰も来ない保健室に篭っているのにも飽きて、ふらふらと園内を歩き回っていると、丁度いい所にオレンジ頭。

ソイツは教師なのに、漫画持ってたりエロ本持ってたり挙句の果てにはそれを見ながら自習!とか言う奴だ。

何でコイツが人気なのか俺には分からない。

分かりたくもねーけどよぅ。



「じゃーDTOー俺にもその本見せてくれよーぅ」

「知らん、つーかテメェはまだ勤務中だろ、仕事しろ仕事」

「してるんだYo、ちゃんと」

「じゃあ何でここに居るんだよ」

「暇だから☆」

「保健室に大人しくひきこもってろ」

「えっ」



相変わらず俺にだけ冷たい教師は、俺を見る事無く、そのままスタスタと教員室に戻っていった。

学園長、取締りくらいちゃんとやってほしいもんだゼー。









ホントにねー。結局ざまぁで話上げちゃったのでボツ。でもDTOとかハジメとかマジメとか教師'sとバカしてる所は書きたい。

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