裏道 | ナノ


殺し屋さん




短い会話集




MZD「よっ、アーク」
Ark「…これは神様、このような所においでになるなど」
MZD「相変わらずかてぇなぁ」
Ark「私の中で、貴方は絶対的な存在ですので、仕方ありません」
MZD「ま、いいけど…ん?ノアはどうした」
Ark「ノアでしたらそろそろ帰ってく」
Noah「あっくんただい」
Ark「一歩でもそこを動くと締め上げますよ」
Noah「…ま……ごめん…」
MZD「…容赦ねーな」
Ark「毎回毎回やめないノアが悪いのです」
Noah「だってもう癖だもの…あ、神様だー」
MZD「おー皆の神様だぞー」
Ark「…ノア、殴りますよ」
Noah「Σえっ、何で」






Noah「アークー、ねぇねぇ、これ見てー」
Ark「…何ですかこれ」
Noah「花!」
Ark「見れば分かります、が…本当に花ですか?」
Noah「さっきそこで花好きな人と話してたら貰った」
Ark「凄く怪しいですね、捨ててきなさい」
Noah「えーっ」
Ark「じゃあどうする気なんですか」
Noah「うーん…あっ、こうする!」
Ark「!?」
Noah「何か普通に植えたんじゃ、辺り一帯砂漠になるって言われたから」
Ark「そんなもの私の帽子に挿さないで下さい!…しかも取れない!」
Noah「わー、凄ーい!もう根が張ってるー」
Ark「…私に、世話を、しろと…?」
Noah「やってくれないなら俺がす」
Ark「結構です。帽子には二度と触れないで下さいね」
Noah「(´・ω・`)」








ノア「諦めてくれないかなぁ」
KK「断る、むしろそっちが諦めろ」
ノア「それは無理かな。だってやめちゃうとアークが怖いし」
KK「…そうか、アンタ…確かノアって言うんだろ」
ノア「よく分かったね」
KK「噂だけなら聞いてたからな。まさか会うとは思ってなかった」
ノア「俺もよく聞いてるよ、表裏の掃除屋さん」
KK「…これでも、諦めねぇってか?」
ノア「そんなもの向けないでほしいなぁ…危ないよ?」
KK「諦めねぇんならこのまま撃ち抜くまでだが」
ノア「諦めないよ、君に負けたりしないから」
KK「大層な自信だなオイ」
ノア「撃ってごらん?」
KK「お望みなら…っ!」
ノア「予想通り暴発ー。残念でした」
KK「げほっげほ…何、しやがった…!」
ノア「向けられた時にこっそり針金投げ込んでみたんだ」
KK「!」
ノア「武器がなくなったね。ここからは君が逃げる番だ」









AK「…!」
ノア「おや?」
KK「…AK!?」
AK「おいおい、いい年したおっさん二人が何してんだ?浜辺の追いかけっこってか?」
KK「んな事してるように見えるかお前」
ノア「あははっ、面白いねーその発想はしなかったかなぁ」
AK「で?アンタ、家の弟に何か用でもあんのか?」
ノア「そんなに用はないかな、もう俺は済んだし」
KK「AK!そいつあのCD持ってるぞ!」
AK「…は?お前持ってたんじゃねーの?」
KK「盗られた」
ノア「人聞きが悪いなー俺が先に貰ったんだよ」
AK「どっちにしろ、敵ってこった…なっ!」
ノア「おとと…やっぱり君の武器は面白いね、Mr.AK」
AK「アンタも想像以上に面白い武器使ってんな、Noah」
ノア「インパクトでは君に負けるよ」
AK「まぁいい勝負って事で」
ノア「話がズレちゃったけど…どうする?君たちが何もしてこないなら、俺は帰るんだけど」
AK「…KKーお前銃は?」
KK「お陀仏」
AK「じゃあ、俺と一戦やろうぜっ」
ノア「…やる気があるのもいいけど、相手はちゃんと選んだ方がいい」
AK「そりゃどういう意味だ?」
ノア「そのままだよ。君達はまだ、若いんだからね」


おじさん、死に急ぐのは感心しないよ?









アークはツンデレ、ノアは天然。意外といいコンビだったりする。

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