予告
ここどこ?
「どこって、見りゃ分かんだろ?」
何で、世界が二人も居るんだよ。
どっちが、世界なんだ?
「俺が、世界で」
「俺が、原理さ」
目の前に、世界が、あるんだ。
こんなチャンス…二度と無いかもしれない。
「そうだね、だから、早く殺るんなら殺っておいで?」
「まぁ、体に刀が刺さる前に、こいつ等が死ぬんだけどな」
なん、で、烙兄と、幸が。
「何で?こういう駆け引きには、必要だろ?」
「そういう訳で、世界を殺して二人を見殺すか、俺達の前に跪いて懇願するか」
「「二択、だぜ」」
そんな事、出来る訳が。
「動かないんなら、こっちも手を出すよ」
「ま、俺達自体は手を出さないけどな」
幸?
「俺は原理、だから在り得ない事も創り出せる事ができる」
「たった今この世界で俺の影だけが、人の影に潜り込んで操る事が出来る様にした」
「蒔、意味は分かるかな?」
つくづく、悪趣味だな、世界…!
「失礼だな、これをやろうって言い出したのはこっちだぜ?」
「でも加担してるんだから世界さんも悪趣味だよ」
「うっせー」
幸、やめろ、やめろよ。
「言っても、止まらないよ」
「なんてったって、体だけは操られてんだからな」
「そうだ、一つ選択肢増やしてあげよう」
「あ?随分甘いな」
「いんだよ」
選択肢、だって…?
元から無いくせに、よく言うな!
「失礼だなぁ、ちゃんと二択あったでしょ」
「で、三択目は?」
「烙か、クラッキのどっちかを殺したら、止めてあげるよ」
な…。
「さてさて、この状況で、君はどんな行動をするのかな?」
「悪趣味だな」
「蛙の子は蛙、ってね。世界さんも悪趣味だよ」
「うっせーんなの分かってら」
そんな話を妄想してたよ(キラッ
多分書かない
理由:この予告で書きたい所大体書いちゃったYo
世界は世界さん、原理は神現でござる
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