R18高校生より上の方のみどうぞ。高校生はあれ、卒業するまで待機。
















いやだ、もういやだ、やめて、やだ。
理性など既に飛んでいる。嬌声の合間に漏れるのは、舌っ足らずな制止の言葉だ。行為を拒もうと掴まれていた手は、今では力も入らずにこちらの背中を悪戯に引っ掻く。その微かな痛みすら興奮する材料にしかならず、だらしなく涎を溢す開かれた口に無我夢中で噛みついた。それと一緒に抱き締めるように仰向けに横たわった体の上に覆い被さり、腰を一層強く打ち付けた。びくりびくりと感じすぎではないかと言うほど彼の体が跳ねる。
今日で三日目だ。嫌がる彼を拉致監禁し体を重ねることは、これで二回目になる。最初の一日はどんな罵詈雑言も言ってのけた彼は、今やふにゃふにゃに力も入らず体を揺すられている。助けなんざ無いことを、始めの一回で理解したらしい。利口な判断だが、それでもまだ足りないと思うのは、彼が快楽に従順になって未だ俺を求めようとしないからだろう。いやだ、という言葉だけは何百回も聞いた気がする。

「なあ、欲しいだろ、俺が。こんなに愛してやってんのに」
「ぁ、は、っやだ、やだぁ……っ」

わざとらしく舌を引き、銀の糸を見せ付ける。けれど彼は色んな汁にまみれたその顔をくしゃりと泣きそうに歪め、緩慢に首を振った。

「嘘つき」
「あぁあっ!」

返事をするように再び奥を突けば、きゅうと彼の指先に力が入る。そのまま中へ出してやれば、かくかくと震えながら耐えた。何度こちらの欲を流し込んだことか、彼の腹は既にパンパンだ。ゴムなぞ元より着けちゃいない。男同士で妊娠するわけもないが、孕めばいいのにと何度も注ぐ。

「佐藤、愛してるよ」
「ひっ、ぃ、やだ、やだ……ぁ」

そのまま耳へ唇をつけて、何時ものように言葉を吐き出す。最中もひたすら囁き続けるその言葉は、一種の呪いだ。来い、早く堕ちてこいと、願いながら囁く。

「しり、たくない、やだ、たすけて」

ひくりとしゃくりを上げながら、彼は涙をぼろぼろと流した。それを一滴も溢すものかと舐めとり、笑う。

「馬鹿だな。俺が救いでお前の総てだ。早く手を取りゃ、楽になるのに」

ぼんやりと虚ろな目線がさ迷う、けれどこちらを一度も写すことなく閉ざされた。

「佐藤、さとー、」

名前を呼びながら、脱力した体を抱き締める。あと、もう少しな気がするのだけれど。一押し、一押しが足りない。
小さく唸る彼を抱き、思案する。
……まあいいや、寝てる間に2、3発やっとこう。



2014,1214.



そして何度目かの、
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