小説 | ナノ
「‥‥不動。少し相談があるんだが‥‥」
「なに?鬼道くんが俺を頼るなんて天地でもひっくり返るんじゃない?」
「いや、お前しか頼れない」
「‥‥そこまで、ってなんなんだよ」
「実はな、最近よく俺の服が盗まれるんだが」
「は?」
「風呂とか入るじゃないか。その間に消えていて、いつの間にか洗濯されて返ってくるんだ」
「は?」
「下着からユニフォームにマントまでな。不動、お前はどうすればいいと思う?」
「いや、そんな変態がここにいるのかよ。つか、チームメイトかよ。鬼道くんの服盗むなんて、終わってんじゃね?」
「ああ、服を盗む理由がわからない。しかも、俺のをな」
「鬼道くんじゃなくて音無ならまだわかるけどな」
「何、春奈だと?」
「いや、例えばだから」
「もし、そんなことをやってみろ。生きておかせん!」
「いや、例えばだから。で、今日もあったのか?」
「ああ。先ほどくつ下と下着を盗まれた」
「何に使うんだよ」
「俺が知るか。で、お前には俺が風呂に入っている間に誰が盗んでいるか見ておいてほしいんだ」
「なんで俺に頼むんだよ」
「いつも時間帯が一緒なお前が一番頼みやすい」
「佐久間もだろ?俺と鬼道くんが入ってきた後にいつも入ってきてんじゃねーか。って、あぁ!?」
「どうした」
「佐久間が犯人なんじゃね?」
「おい、佐久間」
「ここにいるわけないだろ。鬼道くんの部屋なんだし」
「鬼道、呼んだか?」
「って、いたのかよ!」
「何を言ってるんだ、不動。鬼道がいるところに俺はいるに決まってるじゃないか!」
「絶対こいつだろ」
「何がだよ。鬼道のパンツかいだりとか俺はしてないからな!はぁはぁとはしたけど」
「やってんのかよ!」
「だからしてないって!鬼道のぬいだ服を着てみたりしてないからな!オカズにはしてるけど」
「だから、やってんじゃねぇか!!ちょ、俺じゃ無理。鬼道くん何か言ってやれよ」
「いや‥‥こういうのはKOGに頼むべきなんだがな」
「あいつは代表落ちたからな」
「KOGのくせに」
「そのKOGはどの意味だ」
「とゆわけで、鬼道!俺のKOMになってください!!」
「無理だ」
「つか、KOMってなんだよ」
「じゃあ、KOSに!」
「それも無理だ。俺はAOSだからな」
「だからなんだよ。つか、さっきからなんでも略してるだけだろ」
「KOMは鬼道さんは俺のもの、だ」
「無理な話だな」
「略さなくていいだろ」
「KOSは鬼道さん好きな俺とセ●ク●する係」
「おい」
「AOSはわかっているだろうが明王と●ッ●スする係だ」
「不動いや不動様ちょっとその位置俺と代わってくださいつか代われやこのバナナが!」
「え、何?俺が悪いの?」
「佐久間、残念だったな」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねむしろ殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すこr」
「ちょ、まじKOG呼んでこい!栗松帰ったときに吹雪と一緒に呼んでこい」
「残念だったな、不動!もうそれはずっと前の話だ」
「鬼道くんが原因だろ。つかどうやってオチつけんだよ」
* * * * * * * *
KOGは
鬼道さん好きすぎな佐久間を
おさえる係の
源田
なんです←←