あとがき

本章のメインは２人の喧嘩のはずだったんですが…どうにも前半、前章の話を引っ張りすぎたせいで、２人の喧嘩話はかなり短いものになってしまいました。
ですが、この短い数ページの中でも、ノイルとルージャの気持ち、行動を表現できたかな、と思っていますので、章全体としては納得のいくものになりました。
さて、お気づきの方も多いでしょうが、この物語は今のところ、各章で生徒１人か２人をクローズアップして書いております（アルムは除きますが）。次章はアンナに目を向けますが、この生徒シリーズ（？）が終わった後、本作がどう展開するのか、それも含めて読み進めて頂ければと思います。


次章予告

突然決まった、ラダトームへの遠足。普段の訓練を忘れて、つかの間の休息を楽しむアルムたち。しかし、アンナだけは、どこか暗い表情をしていた。果たしてその理由とは…？

次章「１１章・神の踊り手」
お楽しみに！

２００８／８／８
管理人：冒険者