lost

生きることに何の価値があるの
今、総てに絶望を あげよう
僕の肩越しに 三月の風が咲いた

繰り返す日々に 歩む意味はどこに
飛び出した窓から
小さく光を見出して
小さな枠の外にある景色に
勝手に妄想を膨らませて
期待するから駄目になった
堕ちた羽根に意味なんて無い

長い道に迷い 失くしたモノもある
変わっていく景色に
微かな痕だけ残してく
僕の奥底にある濁った
勝手な妄想に操られて
踏み込んだ先にあったものは
堕ちた世界の夕暮れ

僕の肩越しに 咲いた弥生の風は
いつの間にか 枯れて散った


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