無意味

祭囃子が聞こえると
塞ぎたくなる声がある
己の無意味さに気付いた瞬間
僕のこの手は何処へ向かうのか
答えは誰にも分からない
人込み紛れる雑音に
空しく叫んだ声がある
己の無意味さに気付いても尚
僕のこの声は向かうべき場所へ
訴えは誰にも届かない


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