昔の弟妹妄想


■南真太郎(みなみしんたろう)くん(12)
小学六年生。クラスで無駄にテンション高くてよく先生に怒られる系の男子。兄に似ず、バリバリ存在感。まだ身長は低い。
お兄ちゃんのお下がりばかり着せられるのが嫌なのと、某超次元サッカーに憧れて、サッカーを始めたものの、ゴッドハンドができなくて失望。キーパーの道は諦めたが、ディフェンダーとして新たな道を見いだしため、サッカーが楽しいご様子。しかし、結局お兄ちゃんのお下がりは着せられている。
そのため、お兄ちゃんへの色々な気持ちが渦巻いている。なので、練習を終えて家に帰ってきた兄のケツを狙う毎日である(カンチョー的な意味で)。あと、ことあるごとに兄の足を蹴る。
これはゴッドハンドができないことを嘆いたとき、「ゴッドハンドなんてマジでできるわけねえだろバーカww」って兄がバカにしてきたことが原因である。※兄はいつも危険な格闘技…テニヌを目の当たりにしています。
テニスはたまにお兄ちゃんたちと遊ぶときに打ち合う程度。でもサッカーの方がもっと好き。お受験はせずに公立へ行く。

■東方貴美(ひがしかたたかみ)さん(12)
小学六年生。割と大人しい系の女子。あまり目立たないという東方家の特性を受け継いでいる。成長期のため、クラスで一番後ろに並ぶ程背が高い。
待望の女の子だったため、蝶よ花よととても可愛がって育てられたため、とても内気で大人しい少女に育った。しかし身体はでかい。もう大人みたいな顔をしているので、ランドセルが一番似合わない小学生。小学生という証明がほしいので傷んだ赤いランドセルは背負い続けている。しかし身体はでかい。
兄のことは好きだけど大好きってほどでもない。嫌いでもない。そんな複雑な関係。なのでよほどのことが無い限り、兄妹で会話は特にしない。よっぽど困ったときだけ、お兄ちゃんに相談。お兄ちゃんは最後の切り札。
南の弟とは対照的に兄が行っていたのと同じテニススクールでテニスをしている。中学女子テニス界の新星として聖ルドルフの女テニあたりに狙われているが、お受験はお兄ちゃんと同じ山吹中。無意識レベルにお兄ちゃんが好き。

■二人の関係
兄同士が仲良しなので、二人に連れられてよく一緒に遊んでいた。
初対面のとき、南健太郎が東方貴美を「キミちゃん」と間違えて呼んだために、南真太郎は貴美の読み方をそう覚えてしまった。なので兄弟揃ってキミちゃんと呼んでいた(兄の方は現役キミちゃん呼び)。貴美の方も真太郎をシンちゃんと呼んでやたら仲良しだった。
しかし、大きくなって男子と女子の溝ができはじめた途端、疎遠に。真太郎は変な勘違いされるのが嫌で、貴美を東方呼ばわりするようになる。それに呼応して、貴美も南君呼びに。
それでもたまに二家族で旅行へ行ったりするので、そのときはすごい困っている真太郎が見られる。東方って呼んだら、からかいついでに「俺も東方だけどw」って東方雅美も返事をするので。しかし、兄貴同士は苗字呼びでも話が通じるからずるいよね!
貴美は何故か照れくさそうに「シンちゃん」って呼ぶので、とても複雑そうな顔をする東方家の姿も見られる。



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